台達電 (2308-TW) は今(30)日、法人事業説明会を開催しました。董事長の鄭平氏は『現在、AIの発展が止まっている様子はまったく見られない。むしろ、AIを利用すればするほど依存度が高まり、需要はさらに拡大していく』と述べました。今年の資本支出は700億元を見込んでおり、昨年の466億元から約50%増加します。

鄭氏は、AIの活用は『一度使ったら戻れない』ものであり、需要は今後も伸び続けると強調。また、通例として第3四半期が年間の業績ピークとなることから、今年も下半期の業績が上半期を上回ると予測しています。一方で、現在の営業利益率35%は『非常に合理的な水準』として、過度な上昇期待は控えるよう呼びかけました。

企業投資部副総裁の劉亮甫氏は、主要なクラウドサービスプロバイダー(CSP)の財務報告について言及。収益とキャッシュフローがいずれも目標を達成しており、資本支出についても『今後も維持が必要であり、むしろ若干増加する可能性がある』と指摘しました。2027年の具体的な支出計画は未定ですが、AIデータセンターの建設は短期間で停止する見込みはないと分析しています。

製品別の見通しでは、±400V、800VのHVDC(高圧直流)製品が今年第3四半期に量産開始、第4四半期に出荷予定です。ただし、本格的な出荷拡大は来年になると見込まれます。AI関連製品の売上構成比は今年25%以上に達する見通しで、昨年の18%から上昇します。また、液冷製品の比率は12%以上を占めます。

その他の事業領域では、電動車市場は今年も明確な回復が見られないものの、長期的なトレンドとして開発を継続。ビルオートメーション分野では、メモリなどの部品調達の影響で上半期に一部出荷が遅れたものの、第2調達先が整い次第、下半期には正常化すると見込んでいます。

生産体制に関して、鄭氏は『AI需要が非常に強く、生産能力が逼迫している』と説明。台湾、中国、アメリカに加え、タイの新工場が完成すれば、生産能力が大幅に向上すると強調しました。今年下半期の資本支出は約400億元を見込み、通年で700億元に達する見通しです。

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  • 出典:PR Times
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  • 製品・サービス:HVDC