華安(6657-TW)の子会社である源華智醫は、スイスの医薬品開発・販売企業Medvisisと包括的な連携覚書(MOU)を締結しました。今後、両社は源華智醫の『智慧協奏平台』を基盤として、有望な候補薬物を次の開発段階へと推進し、AIを活用した新薬開発を共に推し進めるとともに、台湾とスイスのバイオテクノロジー産業の新たな連携を築いていきます。

源華智醫は、Medvisisが欧州の医療機関および病院システムに精通していることに言及しています。これにより、源華智醫の『智慧協奏平台』を活用して、欧米諸国での小規模臨床試験(IIT)による検証と確証を加速できるだけでなく、Medvisisが専門とする疾患領域において、欧米で既に上市されている薬剤の新たな適応症を発見し、新たな用途として迅速に商業化することも可能になります。

さらに源華智醫は、Medvisisがスイスおよび欧州の主要製薬企業とのネットワークを有していることから、自社の薬物開発候補のライセンス供与プロセスを加速できると述べています。同社は、研究開発の成果を高価値な知的財産(IP)として戦略的に出願・保護する取り組みを全面的に推進しており、今後の国際的なライセンス供与の基盤を築いています。

総経理の許銀雄氏は、「智慧協奏平台は単一のAIモデルやデータ分析ツールではなく、多様なモダリティのデータと複数のAI技術を統合した、エンドツーエンドの薬物開発フローである」と指摘しました。このプラットフォームは、小分子候補の探索から新適応症の評価までを可能にし、拡張性の高い研究開発推進構造を構築します。今後も、このプラットフォームをグローバルなバイオテクノロジーおよび製薬産業チェーンと深く連携させ、AIによる薬物開発の新たなフロンティアを開拓していく予定です。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR Times
  • 分類:提携
  • 関連組織:Medvisis
  • 製品・サービス:新適応症発見サービス