Bloomberg は30日(木)の報道で、複数の米国上院議員がアップル(AAPL-US)のCEOティム・クック宛てに連名書簡を送り、長鑫科技(688825-CN)と長江存儲が製造するメモリーチップを製品に使用すべきでないと訴えたと伝えた。これは、関連製品が中国市場専用であっても同様であるとしている。
彼らは、長鑫科技と長江存儲が米国国防部が最近更新した「中国軍事企業リスト」に含まれている点を強調した。
これらの議員らは、中国製チップを認可し、製品に使用することは国家安保上のリスクになると指摘。アップルに対し、8月21日までに両企業からのチップ調達を断念する明確な約束を求めるよう要請した。
この連名書簡に署名した議員は、主にニューヨーク州、インディアナ州、アイダホ州などに所属。一方、メモリ大手の米国企業・美光科技(MU-US)や韓国のSK海力士が、これらの州で数十億ドルを投じて生産能力を拡大している。中国製メモリチップの流入は、こうした投資プロジェクトを脅かす可能性がある。
生産能力の不足、供給の逼迫、価格の持続的な高騰の影響を受け、アップルはこれまで中国からのメモリチップ調達を模索してきた。
英国『フィナンシャル・タイムズ』は6月27日、アップルが長鑫科技のチップ調達を認可されるよう米国政府に働きかけていると報じた。これ以前にすでに米商務省と接触していたという。
同紙は7月8日、アップルが長鑫科技製のDRAMチップのテストを開始しており、中国市場向け製品に搭載する計画だと再報道した。
また、『ウォール・ストリート・ジャーナル』は、アップルがコスト圧力を緩和するため、中国製チップの調達を積極的にロビー活動していると報じた。一方、美光科技はこれに反対するロビー活動を強化している。
この「ロビー活動合戦」は、米国政府を二つの経済的目標の間で選択を迫る可能性がある。一つは米国消費者に低価格を提供すること、もう一つは米国内の半導体生産を高め、他国への依存を減らすことである。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR Times
- 分類:ニュース
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- 製品・サービス:DRAMチップ / NANDフラッシュメモリ