連接線メーカーの佳必琪(6197-TW)は本日(3日)、取締役会で決議し、2026年8月3日から2027年8月2日までの1年間で、集中市場を通じて崧騰(3484-TW)の株式を最大10%まで取得する計画を発表しました。1株あたりの取得価格は60元以内とし、取引総額は最大で4.23億元となります。

佳必琪は、今回の株式取得の目的を「資産の適切な配分と資金運用効率の向上」と説明しています。現在、佳必琪は崧騰の株式を3381枚(約4.289%)保有しており、子会社の佳士麒投資は1349枚(約1.711%)を保有しています。合計では4730枚、保有比率は6%となります。

崧騰は主に電気制御部品を製造しており、多様なコネクターやBusbar製品ラインを展開しています。これらの製品は電気自動車(EV)、エネルギー貯蔵システム、サーバーラックなどに広く応用されています。

クラウドコンピューティングやAI応用の急速な拡大に伴い、データセンターにおける標準化・モジュール化プラットフォームの需要が高まっています。OCP(Open Compute Project)アーキテクチャは、世界的なインフラ構築の重要なトレンドとなっており、崧騰は自社製品とOCPアーキテクチャの連携を継続的に推進しています。

一方、佳必琪は近年、AI関連の電源ソリューションに積極的に注力しており、ORV3大電流電源ケーブル、Busflow、Busbarなどの製品が、米国半導体大手のNVIDIA(NVDA-US)およびOCPの双方から認証を取得しています。これらの製品は主要なCSP(Cloud Service Providers)やODMサプライチェーンに採用され、量産出荷が開始されており、2024年下半期以降の主要な成長ドライバーとなっています。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR Times
  • 分類:資金調達
  • 関連組織:NVIDIA / CSP / ODM
  • 製品・サービス:Busflow / Busbar