世界初のメモリチップに特化したETF「Roundhill DRAM ETF(DRAM-US)」が、7月末の最新リバランスで中国のメモリメーカー・長鑫科技(688825-CN)を新規に保有銘柄に追加しました。保有比率は2.52%となり、同ETFの第八大保有銘柄にランクインしました。

一方、同じく中国企業の兆易創新(603986-CN)は、今回のリバランスで保有比率が1.51%に低下し、第十大保有銘柄に後退しました。

(図:Roundhill)

兆易創新が2026年6月に初めてDRAM ETFに採用された際には、保有比率が2.91%に達し、第八大保有銘柄でした。

DRAM ETFはRoundhill Investmentsが発行し、2026年4月2日に米国Cboe BZX取引所に上場した世界初の純メモリチップ産業に特化した上場投資信託(ETF)です。発足当初から市場の高い注目を集めています。

2026年8月2日時点の最新データによると、同ETFの上位3銘柄は、三星電子(005930KS)、美光科技(MU-US)、SK海力士(000660KS)で、それぞれ26.39%24.54%22.77%の保有比率を占め、合計で70%以上を占めています。

注目に値するのは、Roundhillが先週、三星電子の保有株式を調整した点です。月曜日から水曜日までの3営業日連続で、それぞれ約100万株を売却し、合計300万株を約4.32億ドルで売却しました。

現在の保有構成をみると、DRAM ETFの上位10銘柄には、三星電子、美光科技、SK海力士、シーゲート・テクノロジー(STX-US)、ウェスタンデジタル(WDC-US)、SanDisk(SNDKV-US)、キオクシアに加え、長鑫科技、南亞科技(2408-TW)、兆易創新が含まれており、ほぼ世界の主要メモリチップメーカーを網羅しています。

長鑫科技は、中国最大規模かつ、研究開発から製造まで一貫した体制を持つDRAMメーカーとされています。市場調査機関Omdiaが2025年第四四半期の売上高をもとに推計したところ、長鑫科技の世界市場シェアは7.67%に達し、世界第4位、中国企業としては首位となっています。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR Times
  • 分類:ニュース
  • 関連組織:SanDisk / Roundhill Investments
  • 製品・サービス:DRAMチップ / メモリ半導体