タス通信は3日(月曜日)、ロシア駐アイルランド大使のユーリ・フィラトフ氏が、アイルランドに対し警告を発したと報じた。同氏は、ダブリンがロシア制裁違反の疑いで商船を拿捕する行為を『海賊行為』とみなしており、そのような行動には重大な結果が伴うと述べた。
最近、アイルランドは新たな法律を可決した。この法律により、アイルランド軍は『対ロ制裁違反の取り締まり』を理由に、船舶への立ち入り検査を行う権限を得た。
英ガーディアン紙は3日、ここ数週間で、アイルランド周辺の北大西洋水域を航行するロシアの『影子艦隊』と呼ばれる船隻が増加していることが、アイルランド当局の調査で明らかになったと報じた。これらの船は、監視が強化されている英国やフランスの水域を避け、迂回しているという。
長年にわたり、西側諸国は、ロシアがタンカーなどの商用船を利用して制裁を回避していると非難しており、こうした船団を『影子艦隊』と呼んでいる。ロシア以外にも、ベネズエラやイランが同様の艦隊を用いて石油を輸出しているとされている。
欧州連合(EU)は、複数の対ロ制裁措置を導入しており、その中にはロシアの『影子艦隊』に対する制裁も含まれている。これにより、制裁対象の船隻はEU加盟国の港への寄港が禁止され、関連する海事サービスの提供も停止されている。
イタリア国防省は8月2日、地中海でEUの恒久的軍事作戦に参加しているイタリア海軍が、制裁対象のロシア『影子艦隊』のタンカーを拿捕したと発表した。これは、過去2週間でEUが行った2度目の同様の拿捕行動である。
英国とフランスはいずれも、自国の領海を通過する『影子艦隊』関連の船隻を阻止すると表明している。英国政府は今年3月、軍が『影子艦隊』の船隻を検査する権限をすでに付与されたと発表した。
英国のシェリー前首相は6月14日、武装部隊が当日未明に英吉利海峡でロシア『影子艦隊』の船隻を拿捕したと証言した。
英国国防省によると、6時間に及ぶ作戦の末、英国王立海兵隊の突撃隊員と国家犯罪撲滅局の特別訓練を受けた法執行官が、制裁対象のタンカーに乗り込み検査を行った。これは英国が主導した初の此类の作戦であるという。
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- 出典:PR Times
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