『Seeking Alpha』によると、米国の大手投資銀行ウェッダッシュは、台積電(TSM-US)(2330-TW)の3ナノメートル製程における生産能力拡大の進捗が、当初の予想を2〜3か月上回るペースで進んでいると発表した。

世界最大のファウンドリ企業である台積電は、2024年第四四半期初めまでに、3ナノ製程の月間ウェーハ投下量(wafer starts)を18万枚に引き上げる予定だ。この増産の主な要因は、NVIDIA(NVDA-US)、AMD(AMD-US)、ブロードコム(AVGO-US)などからの強気な注文需要にある。これに対して、2026年上半期の3ナノ製程の月間投下量は約15万枚と見込まれており、需要の加速が明確に示されている。

ウェッダッシュのアナリスト、マット・ブライソン氏はレポートで、「2ナノ製程についても、2026年上半期には月5万6万枚の投下量が見込まれており、同年第四四半期初めには8万枚以上、年末までに10万枚近くに達する可能性がある。これにより、2ナノ3ナノ製程の合計月間投下量は26万枚を超える見込みだ」と述べた。

彼はさらに、「この情報が正しければ、台積電がこれまで示してきた2ナノ製程に対する需要の楽観的な見通しを再確認するものであり、2024年下半期の売上成長加速という同社の前向きな見通しを裏付ける」と強調した。

この発表を受け、台積電の米国預託証券(ADR)は4日(火)に2.7%上昇した。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR Times
  • 分類:ニュース
  • 関連組織:NVIDIA / AMD / Broadcom
  • 原文内の日付2024年第四四半期初め
  • 製品・サービス3ナノ製程 / 2ナノ製程