緯創 (3231-TW) は今(4)日、決算説明会を開催し、今年上半期の財務報告を公表しました。上半期の売上高は1.74兆元で、前年同期比94%増となりました。税後純利益は244.58億元、1株当たり純利益(EPS)は7.78元と、いずれも過去最高を更新しました。
また、緯創の取締役会は複数の議案を承認し、台湾、米国、ベトナムにおける生産能力の拡大に向けて総額174.81億元の投資を行うことを決定しました。
第2四半期の売上高は8954.43億元で、前期比5.81%増、前年同期比62.43%増でした。売上総利益率は5.56%で、前期比0.45ポイント増、前年同期比1.22ポイント増です。営業利益率は3.74%で、前期比0.29ポイント増、前年同期比1.78ポイント増。税後純利益は148.27億元で、前期比53.95%増、前年同期比1.28倍増となり、1株当たり純利益は4.72元でした。
累計上半期の売上高は1.74兆元(前年比94.01%増)、売上総利益率は5.44%(前年比0.3ポイント減)、営業利益率は3.59%(前年比0.7ポイント増)、税後純利益は244.58億元(前年比1.07倍増)、1株当たり純利益は7.78元となりました。
台湾における投資については、新竹厂区および高雄厂区の資本支出をそれぞれ20億元、85億元増額し、今後の生産能力拡充に必要な機械設備の取得に充てる予定です。
さらに、AI技術の発展に伴う需要増に対応するため、国立陽明交通大学台南キャンパスの緯創ビル内に、39.67億元を投じてAI算力センターを設立します。このセンターは、緯創グループ内のAI演算ニーズに対応するとともに、研究および教育プログラムに必要な計算資源を寄付する形で提供する予定です。
米国においては、100%子会社であるWistron InfoComm (USA) CorporationおよびSMS Infocomm Corporationに対し、それぞれ2300万ドル(約7.45億円)および3000万ドル(約9.72億円)の資本支出を追加承認しました。これは、今後のAI関連事業の展開に対応するためです。
ベトナムにおいては、100%子会社のWistron Property (Vietnam) Co., Ltd.に対し、4000万ドル(約12.96億円)の出資を増額する計画です。
また、今年の株主総会での承認を踏まえ、監督当局に対して必要な申請を行い、最大2.5億株の普通株式を発行し、グローバル預託証券(GDRs)の形で発行する予定です。
全体として、林憲銘会長は、今後数年間で生産能力の拡充と競争力強化に向けた投資を継続していくと述べました。また、今後1~2年の資本支出はさらに増加すると予想されると指摘しています。GDR発行は、企業の急速な成長に伴う必要不可欠な手段であるとも強調しました。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR Times
- 分類:資金調達
- 製品・サービス:AIコンピューティングインフラ / OEM/ODM製造サービス