アメリカのトランプ政権が、AIデータセンターで使用される光収発器を含む中国製データセンター機器の輸入禁止を検討しているとの報道が流れ、米国の光通信関連株が4日(火)に全面高となった。AAOI(AAOI-US)やLumentum(LITE-US)、Coherent(Corp-US)の株価が大幅に上昇したほか、5日(水)の台湾市場でも前鼎(4908-TW)、聯鈞(3450-TW)、聯亞(3081-TW)、波若威(3163-TW)、華星光(4979-TW)など複数の銘柄がストップ高となった。
ロイター通信によると、米連邦通信委員会(FCC)が中国製の新型光収発モジュールの輸入を禁止する措置を検討しており、2026年に発表され、その後正式に施行される見込みだ。この政策を受けて、米国市場ではAAOIが19.44%高、Lumentumが8.92%高、Coherentも12.27%以上上昇した。
台湾市場では、米国の大手光通信株の上昇を受けて、前鼎、聯鈞、聯亞、波若威、華星光、眾達-KY(4977-TW)などが一斉にストップ高となった。特に聯亞は取引開始直後に強烈な買いが入り、株価が2,160円のストップ高まで急騰。195円高となり、3営業日連続でストップ高を記録した。これにより2,000円台を回復し、1か月ぶりの高値を更新した。
その他にも、上詮(4979-TW)、萊德光電-KY(4979-TW)、東典光電(4979-TW)、光聖(4979-TW)などが一時、半分以上のストップ高幅まで上昇した。
市場関係者によると、この米国の措置は米国国内の光収発モジュールメーカーを支援するものであり、そのサプライチェーンに属する台湾のメーカーも継続的に恩恵を受けると見られている。また、米国が中国製の新型データセンター機器の輸入を禁止することで、世界最大の光収発モジュールサプライヤーである中国の「中際旭創(300308-CN)」の業績に打撃を与えると予想されている。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR Times
- 分類:ニュース
- 関連組織:AAOI / Lumentum / Coherent
- 製品・サービス:光通信モジュール / データセンター用ハードウェア