多モデル集約プラットフォーム OpenRouter が発表した全球 AI 大模型調用量週間ランキング(7 月 27 日から 8 月 2 日)によると、DeepSeek V4 Flash が 7.22 兆 Token の調用量で首位を獲得しました。

また、オープンソースプロジェクトチーム OpenCode が発信した情報によれば、同プラットフォーム上での DeepSeek V4 Flash の調用量が急増しており、8 月 1 日の単日処理量は 8 兆 Token に達しました。このうち 5 兆 Token は無料トライアル枠の消費、残り 3 兆 Token は開発者が OpenCode プラットフォームを通じて有料利用したものです。

『界面新聞』が5日(水)に報じたところでは、OpenRouter のデータによると、先週の全球 AI 大模型総調用量は 56.8 兆 Token で、前週比 2.07% 減少しました。

ランキングに登場した AI 大模型の中で、中国発 AI 大模型の週間調用量は 28.13 兆 Token で、前週比 14.76% 減少。一方、米国発 AI 大模型の週間調用量は 4.38 兆 Token と、前週比 87.18% 増加しました。中国発モデルの週間調用量は、すでに14週連続で米国を上回っており、全球で最も高い利用実績を誇っています。

OpenRouter の今週のランキングでは、引き続き DeepSeek V4 Flash 0423 が首位を維持しており、調用量は 6.92 兆 Token です。

このモデルは今年4月に初公開され、推論速度、長文対応能力、調用コストのバランスを重視した設計で、開発者や商用企業向けに高スループットな推論サービスを提供しています。

2位には小米(01810-HK)の MiMo-V2.5 がランクインし、週間調用量は 5.1 兆 Token でした。前週比で52%減少しており、市場の熱がやや落ち着きを見せています。

小米のこのモデルは今年4月23日に正式にパブリックベータ版をリリースし、4月末には全シリーズをオープンソース化しました。混合専門家(MoE)アーキテクチャを採用しており、総パラメータ数は兆単位を超え、アクティブパラメータは420億。標準で100万Tokenの超長上下文ウィンドウを備え、テキスト、音声、画像の全モダリティに対応しています。

3位は騰訊(00700-HK)の自社開発大模型「混元 Hy3」で、調用量は 5.01 兆 Token でした。Hy3 は7月26日を含む週に最も急成長したモデルであり、当時の週間調用量は 3.94 兆 Token で、前週比増加率は999%を超えました。

Hy3 は7月6日に正式にオープンソース化され、総パラメータ数は2950億、1回の推論でアクティブになるのは210億パラメータです。高速・低速の思考を融合するアーキテクチャを採用しており、最大256Kの上下文をサポート。コード生成やスマートインタラクションの能力が大幅に進化しています。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR Times
  • 分類:新製品
  • 関連組織:OpenRouter / OpenCode
  • 製品・サービス:DeepSeek V4 Flash / MiMo-V2.5