代工大手の緯創(3231-TW)は、最近、約175億元の現金配当を二度にわたり延期したことで、市場の注目と株主の不満を引き起こしている。

金管会は本日(6日)、定例記者会見にて、緯創の1株あたり5.5元の現金配当が本日中に全額支払われたと発表した。また、支払い遅延に伴う利息補償については、今後個別に通知し、別途支給すると明らかにした。

証期局は、集保結算所に対し、緯創の株主事務処理プロセスにおける重大な不備がないかを徹底的に調査するよう指示した。調査で重大なミスが確認された場合、最も厳しい措置として「自社株務資格の取り消し」が適用され、今後、再度の自社処理申請は認められない可能性がある。

緯創は当初、7月31日に現金配当を支払う予定だったが、7月30日夜に突如、8月3日へ延期すると重大なお知らせを発表した。ところが7月31日夜、再び重大なお知らせを出し、支払い日を8月6日に再延期した。

緯創は声明で、協力会社である三商電(2427-TW)のコンピュータシステムに不備があり、データエラーが生じたことが原因と説明した。しかし、三商電は8月3日に重大なお知らせを発表し、反論。自社システムが出力したファイルに問題はなく、緯創の内部担当者が最新のファイルをすべて採用しなかったため、送金データに重複や欠落が生じたと主張。システムの不具合ではないと強く否定した。両社の主張は真っ向から対立している。

これについて、証期局の黄仲豪副局長は、緯創が8月5日に重大なお知らせを出し、支払い遅延日数に応じて利息補償を行うと約束したことを説明した。当局の確認により、本日中に5.5元の配当が全額支払われた。利息補償については、個別通知後に別途支給される予定だ。

緯創と協力会社の責任帰属について、黄副局長は、証券取引所の営業細則によれば、上場企業の配当支払い基準日と実際の支払い日は3ヶ月以内に収めなければならないと述べた。実務上は通常1ヶ月程度で行われる。緯創は法定上限の3ヶ月を超えていないものの、「システム要因やデータミス」によって二度も支払いを延期したことは、ここ数年で極めて稀なケースだと指摘した。

配当支払いの遅延は財務状況の悪化を意味するのかという批判に対して、黄副局長は、重大なお知らせの内容から判断すれば、データ照合やシステムの確認に関する問題であり、財務危機ではないと明言した。ただし、協力会社の責任と主張しても、緯創自身が最終的に株主への正確かつ timely な配当支払いを保証する責任を負っていると強調した。証期局は、集保に対し、データの虚偽記載、通知ミス、または株主事務処理規定違反の有無を調査するよう求めている。

黄副局長は、最終的に会社の運用に不備や重大なミスが確認された場合、当局は是正命令を出すだけでなく、最も厳しい措置として自社株務資格の取り消しを科す可能性があると強調した。

証期局の関係者は、現在の法規では新規上場企業は原則として株主事務を外部委託しなければならないと説明した。現在、自社で株主事務を処理できるのはごく少数の早期上場企業に限られ、台湾全体で単体10社、グループ14件(約40~50社)のみである。緯創はこのグループ自社処理の一つに該当する。前回、自社株務資格を取り消された上場企業は2020年の大同だった。

関係者は、株主事務代行機関は高い中立性と専門性が求められる監督の厳しい業界だと強調した。今回の問題で緯創が自社株務資格を取り消された場合、今後は強制的に外部委託に移行し、「再び自社処理に戻ることはできない」と述べた。これは経営コストの増加だけでなく、企業の信頼性と内部管理体制に深刻な警告を発するものとなる。

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  • 出典:PR Times
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