アメリカの先週の初請失業保険申請件数はわずかに増加したが、3週連続で20万人を下回っており、雇用市場は全体的に安定していることが示された。

アメリカ労働省が木曜日(6日)に発表したところによると、7月25日までの1週間に季節調整済みの初請失業保険申請件数は1,000人増加して19.9万人となった。これは『ロイター』が実施したエコノミスト調査の予想値20.2万人を下回るものだ。初請件数が20万人を下回るのは3週連続で、1969年以来最長の記録を更新した。当時のアメリカの労働力人口は現在の半分程度だったことから、この数字は特に注目に値する。

単週の変動を平滑化するために用いられる4週間移動平均は、2022年9月以来の最低水準に低下しており、解雇が依然として抑制されていることを示している。初請件数は6月初めに一時的に急増したが、その後明らかに減少している。夏季の季節調整の難しさが一部の減少幅を説明する可能性はあるが、全体のデータからは労働市場に明らかなストレスが生じているとは読み取れない。

また、グローバル就業サービス会社のチャレンジャー・グレイ&クリスマスが発表したデータによると、アメリカ企業が7月に発表した解雇人数は3万3,429人と、6月比27%減少した。これは2024年7月以来の最低水準であり、前年同月比では46%減少している。2025年と比較しても、今年の累計解雇人数は41%少ない。

AI投資が急速に拡大しているにもかかわらず、これによる大規模な失業はまだ発生していない。関連する解雇は主にテクノロジー業界に集中している。一部の企業はAIの導入により若干の人員削減を行っていると述べているが、それが経済全体に波及しているわけではない。

一方、7月25日までの1週間における継続受給者数(継続して失業保険を受給している人数)は2.4万人増加して180.1万人となった。これは市場予想と一致しており、前年同期と比べても依然として低い水準にある。この指標は、失業者が再就職できるかどうかの難易度を示すものとされ、若干の増加は企業が急いで解雇していないものの、採用意欲は依然として慎重であることを示唆している。

現在のアメリカ労働市場は「低採用、低解雇」という明確な特徴を持っており、企業は新たな人材の採用を減らしているが、既存の従業員は維持しようとしている。市場の注目は今週金曜日に発表される7月の非農業部門雇用者数に集まっており、エコノミストたちは6月の5.7万人を上回る8万人の増加を予想している。失業率は4.2%で横ばいと予想されている。

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  • 出典:PR Times
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