創投業界の有力企業である能率アジア(7777-TW)は、2026年1月から5月までの累計売上高が約1.49億元に達し、すでに2025年の年間売上高を上回りました。このため、2026年の業績は慎重に楽観視されています。さらに、能率アジアは本日(7日)、台湾証券取引監理委員会に現金増資の申請を提出し、1.6万枚の新株を発行して5.76億元を調達することを発表しました。

今回の現増案件は第一金証券が主幹事として担当し、発行価格は一時的に1株36元と設定されています。調達資金は今後の戦略的投資に充てられます。

能率アジアは現在、AIサプライチェーン、ロボット、半導体、軍需産業の4つの主要分野に投資を集中しています。これらの分野は今後の産業発展のトレンドを捉えたものであり、同時に高配当株にも注目し、安定した収益の確保を図っています。5月末時点での保有株式の内訳によると、星宇航空(2646-TW)が約18%、冠星-KY(4439-TW)が約16%、長広精機(7795-TW)が約9%を占めており、主要な投資先となっています。

また、ロボット分野では、世界初の商業化に成功したロボットメーカーAgility Roboticsが注目されています。能率アジアおよび能率グループ関連資金は、Agility Roboticsに合計で約1000万ドルを投資しています。同社は主要顧客との実証試験を完了し、結果は予想通り良好でした。さらに、トヨタ自動車とカナダ工場における物流自動化の概念実証(PoC)を開始しています。

加えて、能率アジアはOTC市場での信用取引(信用売り・買い)の資格を取得しており、資金調達の柔軟性と市場での流動性が向上しています。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR Times
  • 分類:資金調達
  • 関連組織:Agility Robotics