III-V族光通信株の聯亞(3081-TW)は、光通信分野におけるAIおよびデータセンター需要の高まりに加え、リン化インジウム(InP)基板の供給不足という材料が重なり、7月の売上好調を受けて4日連続でストップ高となり、週間で41.41%上昇しました。株価はすべての移動平均線を上回り、2,000元の大台を回復し、1か月半ぶりの高値を記録しました。

聯亞は、データセンター需要の拡大に伴い、光通信製品の出荷が増加。さらに、サプライチェーンの再編期待も後押しし、7月の売上高は5.01億台湾ドルに達し、前月比19.19%増、前年比176.54%増となりました。累計1~7月の売上は26.27億台湾ドルで、前年同期比120.9%の大幅増です。

また、市場では、米連邦通信委員会(FCC)が国家安全保障上の理由から、中国企業製の光受発モジュールの米国AIデータセンターでの使用を制限する方針を検討しているとの報道が注目されています。この規制が2026年にも導入される可能性があり、中国製モジュールの供給制約が台湾メーカーへの需要移行につながるとの見方が広がっています。

さらに、光通信大手LumentumのCEOは、AIデータセンター向けのリン化インジウムレーザー需要が急増しており、出荷ギャップが30%以上に達していると警告。この状況が、聯亞に対する投資資金の注目をさらに高めています。

聯亞のデータ通信関連製品は売上の80~85%を占めており、そのほとんどがシリコンフォトニクスモジュール向けのCWレーザーです。これらの製品は、下流の光モジュールメーカーを通じて、米国の大手クラウドサービスプロバイダーに供給されています。今後は8月12日に開催予定の決算説明会で、さらなる製品戦略の詳細が明らかになる予定です。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR Times
  • 分類:ニュース
  • 関連組織:Lumentum
  • 製品・サービス:CW Laser / シリコンフォトニクスモジュール