記憶體価格の持続的な上昇により、顕示卡市場が今年3度目の値上げ波に直面。輝達などの大手半導体メーカーが価格を20-30%引き上げ、華碩や微星などの板卡メーカーの平均出荷単価が上昇する見込み。AI普及による換機需要が期待される一方、消費市場の出荷量減少リスクも指摘されている。

全球最大の電子製品卸売市場である深圳華強北では、近頃顕示卡価格が一日一価で急騰する現象が見られ、一部の人気モデルや高級モデルは数日で数百元から数千元も値上がりし、値上げ率は30%を超える場合もある。二手市場の価格も同調して上昇している。微星は華碩や技嘉に続き、顕示卡の出荷価格を引き上げ、最高で20%の値上げを行った。

記憶體コストの急騰が後市に与える影響について、微星は記憶體の供給見通しが約1ヶ月しかなく、コストが上昇しているため、今年の消費市場の出荷量が10-20%減少する可能性があると指摘。しかし、同業他社が毛利率を厳格に管理し、単価の上昇により全体的な利益に実質的な助けとなるとしている。

技嘉は記憶體価格の上昇が消費端の需要に圧力をかけていると指摘。しかし、AIの応用が進むことで、既存のコンピュータ設備の換機需要が増加し、下半期の主機板や顕示卡の業務展望は慎重に楽観視している。

研究機関は下半期も記憶體契約価格の大幅な上昇リスクを警告。また、一部の高コスト高級顕示卡について、発売を延期したり、生産能力を調整する戦略を採用している。しかし、各板卡メーカーは積極的に製品の毛利率を管理し、製品の価格を随時調整している。市場では価格調整の効果が年末の購買旺季まで継続して観察される見込みで、高付加価値製品の組み合わせが板卡メーカーの運営の柔軟性を支えることが期待されている。

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  • 出典:PR Times
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