機殻メーカーの可成(2474-TW)は本日(10日)、最新の財務報告を発表しました。今年上期の税後純益は28.4億元で、前年比5割以上増加し、1株当たり純利益(EPS)は5.14元となりました。可成は、7月から一部のAIプロジェクトが量産入りしており、AI関連製品の生産規模が拡大するにつれて、収益は月ごとに成長していく見通しだと述べています。
可成の第2四半期の売上高は26.81億元で、前期比29%減、前年同期比47.3%減となりました。営業利益率は1.8%で、前期比4.7ポイント減、前年同期比15.3ポイント減です。税後純益は13.55億元で、前期比8.7%減ですが、前年同期の赤字から黒字に転じました。1株当たり純利益は2.51元です。
可成は、電子部品の不足がノートPC製品の出荷に影響し、第2四半期の売上高を押し下げたと説明しています。また、研究開発費の増加も、営業利益率に影響を与えたとしています。
累計上期の売上高は64.55億元で、前年同期比31.6%減。営業利益率は4.5%で、前年同期比13.5ポイント減。税後純益は28.4億元で、前年比54.1%増加し、1株当たり純利益は5.14元となりました。
下半期の見通しについて、可成はノートPC部門に関して、キーパーツの供給不足が短期間で改善されず、市場全体で今年の出荷台数が二桁の減少になると予想されていると述べています。一方で、AI関連プロジェクトについては、7月から一部が量産入りしており、収益の月次成長を牽引すると期待されています。AI関連事業が下半期の収益にさらに大きな貢献を果たすと楽観視しています。
可成は、既存のAI製品の出荷を継続するほか、新規開発プロジェクトは2027年第一四半期から順次量産される予定であり、AI PC関連製品も来年第二四半期から量産開始される見込みだと述べています。これにより、今後の業績成長へのさらなる追い風となるとしています。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR Times
- 分類:財務