新台幣は今(10)日、引き続き強気の流れを維持し、一日を通して値上がりが続きました。取引終了時には32.231元で終え、5.7銭の上昇となりました。台北外匯經紀公司での取引高は12.23億米ドルに達し、実需に基づく売買が中心でした。

新台幣は32.26元(2.8銭高)で取引が始まり、一時は32.201元まで上昇しました。一日の高低差はわずか6.9銭にとどまりました。

主要なアジア通貨を見ると、タイバーツは約0.2%上昇、新台幣は0.18%高、人民元は0.05%の小幅高、シンガポールドルは約0.05%下落しました。一方、ドル指数は0.1%程度反発しましたが、円は0.4%下落、韓国ウォンは0.7%以上も下落するなど、アジア通貨の中で特に大きく下げました。

元大投顧は、米国7月の非農業部門雇用者数が予想外に減少したことで、FRBの9月利上げの可能性が急低下し、リスク選好の高まりにつながったと分析しています。市場は9月15日から16日に開かれるFRBの会合に注目しています。一方、台湾株式市場では決算発表や月次売上高に注目が集まり、個別銘柄の値動きが大きくなっています。

国泰證期研究部も、米国7月の非農業部門雇用が2万3000人減少し、前2か月分の数字も合計で10万3000人下方修正されたと指摘しています。賃金成長と労働参加率の鈍化も重なり、雇用の勢いが明確に弱まっていると分析。このため、9月の利上げ期待が後退し、米国債利回りも低下したとしています。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR Times
  • 分類:ニュース
  • 製品・サービス:金融リサーチ