台湾の自社ブランド過濾大手・旭然(4556-TW)は本日(10日)、2026年7月の売上高が8504万円に達し、過去最高を更新したと発表しました。前月比38.69%増、前年同月比67.43%増です。2026年1月から7月までの累計売上高は4.29億円で、前年同期比16.57%増となり、こちらも歴代同期で最高を記録しています。旭然は、2026年の年間売上高が2025年の6.73億円を上回り、二桁成長を達成すると見込んでいます。
旭然によると、7月の売上高が過去最高となった主な要因は、半導体顧客の欧州新工場拡張計画に伴い、工業用液体フィルター設備の受注が集中して出荷・認識されたこと。加えて、台湾における半導体、メモリなど関連顧客の新工場建設や生産ライン拡張の需要が活発で、同社の自社ブランド「Filtrafine」のフィルター設備および消耗品の出荷が加速したためです。
旭然は、世界的に半導体、メモリ、AI用高級基板、データセンターのサプライチェーンが複数地域での新工場建設および生産能力拡大を進めていると指摘しています。新工場建設に伴う工業用液体フィルター設備の需要に加え、既存顧客の生産稼働率と生産規模の拡大により、工場用水や超純水の使用量が増加し、フィルターカートリッジやフィルターバッグなどの消耗品の交換頻度と交換量が増えると見込んでいます。大型フィルター設備は主に工場建設・拡張期に出荷されるのに対し、消耗品の需要は顧客の生産ラインが試作、量産、稼働率向上のフェーズに入ると継続的に発生するため、設備と消耗品の事業相乗効果を高め、事業成長の持続性を強化できるとしています。
さらに旭然は、半導体プロセス用の全フッ素材料関連製品、CMPプロセスフィルター応用、高純度液体フィルター需要をターゲットに、高級フィルター製品の開発と顧客検証を進めています。先進プロセス、メモリ、先進パッケージング技術の進化に伴い、プロセス化学品、研磨液、高純度液体に対するフィルターの精度、耐薬品性、安定性の要求が高まっており、関連製品の検証が順調に進展しています。これにより、技術的ハードルの高い「プロセス段階」へのフィルター応用市場への参入が進み、先進プロセス分野での事業展開と成長原動力の強化が期待されます。
また、AIサーバーおよびデータセンターの設置需要の急速な拡大に伴い、冷却液フィルター、水処理、循環用水、設備保護などの需要が高まっており、同社のFiltrafine工業用液体フィルター製品が新たな応用シーンを開拓する可能性があると分析しています。旭然は、これまでの液体フィルター技術、材料開発力、ハイテク顧客へのサービス経験を活かし、AI液冷、半導体プロセス、工場設備部門における多様な応用展開を深化させ、今後の事業成長を実現していくとしています。
旭然の2026年上期決算発表は8月13日を予定しています。
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- 出典:PR Times
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