サムスン電子とSKハイニクスの株価は水曜日(12日)大幅に上昇した。地元メディアが、シンガポールの主権財産基金であるテマセクが、この2つのメモリ半導体大手への投資を検討していると報じたためである。

この報道が事実であれば、テマセクが韓国市場に初めて直接投資を行うことになり、金融界の注目を集めている。サムスンとSKハイニクスの株価は韓国市場でそれぞれ7%から8%以上上昇し、韓国のKOSPI指数も4%以上上昇した。

韓国メディアによると、テマセクは投資タイミングについて、韓国政府の関連部門や規制当局と接触しており、参入の適切なタイミングを評価しているという。同基金は、現在のAIサプライチェーンにおけるバリューチェーン全体の中で、メモリチップが過小評価されている領域だと判断している。

2026年にはサムスンとSKハイニクスがいずれも100%以上の強い上昇を示す見通しだが、テマセクは今後のさらなる上昇余地に強い信頼を寄せている。

今回の投資では、外部の資産運用会社に委託せず、内部の担当者によって直接執行する方針を取っており、この産業に対する判断の確信の高さを示している。テマセクは、AI半導体を短期的なブームではなく、産業構造の変革を推進する長期的な成長原動力と位置付けている。

報道によれば、同社の戦略目標は、今後5年間でAI関連投資が全体の投資ポートフォリオに占める割合を、現在の6%から15%まで大幅に引き上げることである。

すでにテマセクは、NVIDIA(NVDA-US)、TSMC(TSM-US)(2330-TW)、ASML(ASML-US)といった半導体大手の株式を保有しており、OpenAIやAnthropicといったAI開発企業にも投資している。

2024年3月末時点で、テマセクが管理する純資産規模は5,180億シンガポールドル(約4,045億米ドル)に達しており、世界最大級の主権投資機関の一つである。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR Times
  • 分類:ニュース
  • 関連組織:サムスン電子 / SKハイニクス / NVIDIA
  • 製品・サービス:メモリ半導体 / AIチップ