総統の頼清徳氏は、来年(2027年)に国民全員に1万元を現金で支給すると発表し、「AIの红利を国民全体で共有する」という方針を示しました。昨日(20日)、三三会の理事長である林伯豊氏が現金給付を支持した一方、全国商業総会の理事長・許舒博氏は本日(20日)、現金の直接支給よりも「消費券」の発行が政策効果を高めると主張しました。貯蓄されずに消費市場に資金が流入することで、内需の活性化と経済の乗数効果が高まると説明しています。
頼清徳氏は、AIやハイテク産業の発展により、台湾の経済成長が継続的に上方修正されており、今年は過去最高の成長を記録する見通しだと述べました。全国商業総会は、こうした経済成長の成果を国民全体で共有する政府の方針に賛意を示しています。
一方で、許舒博氏は、商總が百工百業を代表する立場から、経済成長の実感がAI、半導体、情報通信などのハイテク産業に集中しており、中小零細企業や伝統産業、基層の市民にとっての実感はまだ限られていると指摘。政策を通じて経済成長の恩恵が民間消費と内需に結びつき、幅広い産業が恩恵を受ける仕組みが必要だと強調しました。
また、来年の現金給付について、商總は多くの国民がこれを貯蓄に回す可能性が高いと懸念しています。貯蓄されれば、市場に資金が循環せず、内需拡大の効果は限定的になると指摘しています。
許舒博氏は、消費券は使用期限を設けることで、確実に市場に資金を流入させることができると説明。消費者の支出、店舗の売上、企業の仕入れ、関連産業への波及と、経済活動が連鎖的に活性化されると述べました。特に小売、飲食、観光、サービス業や中小零細企業への直接的な支援につながると強調しています。
許舒博氏は、この給付の目的は「AIの恩恵を共有する」だけでなく、資源を「動かし、使い切る」ことで実際の消費を促進し、内需を活発化させることにあると強調。政府には、国民共有、内需拡大、中小企業支援の三つの視点をバランスよく取り入れた政策設計を求めています。これにより、一時的な支出が持続的な内需拡大と経済発展の原動力となると訴えています。
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- 出典:PR Times
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