保瑞(6472-TW)は上半期の利益が減少したものの、買収効果の発現によりCDMO事業の勢いが強まっており、ブランド薬とCHC(コンシューマーヘルスケア)部門も好調に推移している。このため、アナリストらは下期の業績回復を予想しており、2027年には再び成長軌道に乗るとみている。こうした見通しから、保瑞の株価は本日(20日)大きく上昇し、半分以上のストップ高に達してすべての移動平均線を上回った。
保瑞は今朝、420円で寄り付き後も上昇を続け、盤中一時445円まで値を上げ、ストップ高直前まで迫った。取引数量は1,000枚を超えており、市場の関心の高さを示している。
CDMO事業においては、小分子プロジェクトが2027年下半期から本格的に量産入りする見込みで、これにより生産設備の稼働率、粗利益率、収益力のすべてが改善すると予測されている。
大分子製剤に関しては、7月に完了した米国ロックビル工場の買収が連結決算に反映され始めた。メリーランド州の注射剤工場では、下半期の充填量が上半期を上回ることが見込まれており、業績への貢献が本格化する。複数の商業化プロジェクトが進行中であり、ロックビル工場は2027年に黒字化する可能性が高いとされている。
また、ブランド薬および専科薬の比率が向上しており、VIGAFYDEの処方カバレッジは着実に拡大している。学名薬部門では、下期に6つの新製品を投入する計画だ。CHC事業については、第3四半期から完全に連結されるほか、欧米市場で新製品が順次展開されており、さらに消費の繁忙期に入ることから、売上高と利益の両面で成長が見込まれている。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR Times
- 分類:ニュース
- 製品・サービス:CDMOサービス / ブランド医薬品