光ファイ受動部品メーカーの萊德光電-KY(7717-TW)は、低軌道衛星関連テーマの追い風を受け、業績が順調に伸びています。同社は本日(20日)、2026年上半期の業績を発表し、税後純益が1.07億元、1株当たり利益(EPS)が4.34元となったことを明らかにしました。2025年通年のEPSが6.13元であることを考えると、上半期だけで前年通年利益の70%以上を達成したことになります。

萊德光電-KYは、宇宙経済のビジネスチャンスを見据え、現在も積極的に低軌道衛星向けレーザー通信分野への進出を進めています。さらに長期的には、宇宙AIデータセンター、宇宙発電所、宇宙製造といった分野への展開も視野に入れており、低軌道衛星レーザー通信の応用分野に継続的に注力しています。すでに複数の製品が顧客による検証を終えており、今後、世界中の低軌道衛星の台数増加に伴って収益がさらに拡大する見込みです。

2026年上半期の連結売上高は5.89億元、営業粗利益は3.6億元、営業利益は1.49億元、税後純益は1.07億元、1株当たり純利益は4.34元でした。2026年1月から7月までの累計連結売上高は6.98億元で、前年同期比26.3%の増収となっています。

製品構成では、LEDスマート照明、ファイバーレーザー部品、光ファイアンド面顕微鏡、生産設備、受動光ファイコンポーネントなどが安定的な利益源となっています。近年の業績拡大の主因は、低軌道衛星関連事業の出荷量増加であり、これが今後の売上成長を牽引すると期待されています。

金融機関の分析によれば、萊德光電-KYは衛星間レーザー通信(ISL)向けに大規模な部品供給を開始しています。特にレーザー通信ターミナル(LCT)の光増幅器内に搭載される部品について、すでに6~7種類の製品を出荷しており、ファイバーアイソレータなどを含んでいます。低軌道衛星向け製品は導入ハードルが高いため、顧客の検証期間が通常長くかかります。この検証プロセスの進捗が業績に大きく影響する要因となりますが、一旦認証が完了すれば、その後の量産出荷が段階的に進むことになります。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR Times
  • 分類:ニュース
  • 原文内の日付2026年7月まで
  • 製品・サービス:光ファイアンド面顕微鏡 / ファイバーレーザー部品