フィルタメーカーの東典光電(6588-TW)は21日、高値で始まりさらに上昇。早朝から資金の流入を受け、株価は一時8%以上上昇し、その後も5%を超える上昇幅を維持した。この動きは、光通信およびデータセンター関連の需要が引き続き成長すると市場が予想していること、また東典が上半期に前年同期比で黒字に転換したことが背景にある。1株当たり純利益は0.27元となり、製品構成の最適化、生産設備の稼働率向上、そして光通信需要の回復が寄与した。
テクニカル面では、東典の株価は7月以降強含みで推移。80元前後で整理した後、徐々に上昇を続けている。短期移動平均線が収束する中、高値圏での値動きが続いており、今週は出来高が1万枚を超えるなか、100元の大台を回復。7月初めからの上昇率は20%以上に達している。
東典光電は上半期に黒字に転換し、税後純利益は前年同期比で赤字から黒字へと改善。売上総利益率は前年同期比でマイナスからプラスに転じ、29.94%まで大幅に改善した。営業利益率は4.9%、純利率は5.01%となり、いずれも2025年同期比で赤字から黒字へと転換している。
アナリストは、東典が下半期においてもAIとクラウドコンピューティングによる高速光伝送需要の成長が続くと指摘。顧客側の在庫調整も終了し、市場全体の景気回復が着実に進んでいるとしている。同社は今後も製品構成の強化と技術力の向上を進め、高速光通信市場の成長機会と高階光学部品の開発を捉える方針だ。800Gおよび1.6Tの長距離高速製品についても、順次顧客検証を経て量産導入を進めている。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR Times
- 分類:ニュース
- 製品・サービス:フィルタ(濾光片) / 光通信モジュール