工業総会は今年(2024年)10月24日午前に「2026年工総白皮書」発表記者会を開催。来年(2027年)の最低月給審議に先立ち、卓揆が月給は3万円を超えることを示唆したことに対し、工総理事長の潘俊榮氏は「産業が利益を上げていれば、従業員の昇給を支持する」と表明。AIや半導体産業の好調により政府の税収が増加していることを指摘し、企業の利益を従業員と共有することを提案した。

潘氏は「政府の資金余剰は全民で共有すべき」と強調し、賴清徳総統が明年(2025年)に現金1万円を全民に配布する計画を発表したことを引き合いに出した。また、企業の経営成果を従業員や社会と共有することで「三方良し」の状況を作り出せると述べた。

一方、潘氏は台湾産業が過度に科技や半導体産業に傾いていることを懸念し、伝統産業の困難な状況(人手不足、低賃金など)を指摘。政府に伝統産業への支援強化を求めた。特に建設業の不振を指摘し、資源配分を伝統産業に転換するよう提案した。

エネルギー政策についても、多元的なエネルギー政策の採用を提案。大口需要家による自家発電の法制化を求め、核二・核三の再稼働を提案した。潘氏は「産業は挑戦を恐れないが、不安定さを恐れる」と強調し、政府に国家エネルギー政策の見直しを求めた。

工業総会は毎年政府政策に関する白皮書を提出しており、今年の白皮書では人手不足、産業転換、エネルギー政策の3つの主要議題を取り上げた。去年の白皮書では提出した建言の75%が政府によって採用され、行政部門と工業総会の間で重要な対話プラットフォームとなっている。

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  • 出典:PR Times
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