中国A株の三大指数は31日(月曜日)上昇して取引を終えた。8月の製造業活動が前月から改善したことを受け、投資家の間で景気回復への期待が広がった。ただし、製造業PMIは依然50の景気拡大・縮小の境界線を下回っており、回復基調はまだ脆弱な状態にある。

31日の終値によると、上証指数は3,986.30ポイントで前日比0.86%上昇。深証総合指数は14,015.00ポイント(+0.44%)、創業板指数は3,438.68ポイント(+0.42%)と、すべて上昇した。

中国国家統計局が同日発表した8月の公式製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.8で、7月の49.2から上昇した。これは市場予想の49.5(ブルームバーグ調査)を上回る結果となった。

注目すべき点として、製造業の生産指数と新規受注指数がともに再び50以上の拡張領域に戻った。また、価格指数も大きく反発し、出荷価格指数は数カ月ぶりに50の境界線を上回った。

『ウォールストリート見聞』によると、国家統計局サービス業調査センターの霍麗慧(かく れいけい)首席統計師は、「8月の製造業景気は明確に改善しており、調査対象の21業種中、16業種で前月比PMIが上昇した」と述べた。

業種別に見ると、電気機械器具、コンピュータ・通信電子設備などの業種では、生産指数と新規受注指数がともに53.0を上回っており、生産と需要の両方が比較的速いペースで回復している。新興成長産業の勢いも持続している。装備製造業と高技術製造業のPMIはそれぞれ51.4と52.9で、引き続き拡張領域にある。

原材料価格の上昇が、製造業の価格指標を押し上げた。原油や非鉄金属価格の上昇を背景に、製造業の主要原材料購入価格指数と出荷価格指数はそれぞれ56.6と50.4まで上昇。前月比で3.4ポイント2.6ポイントの大幅な上昇となった。

企業規模別では、大企業のPMIが50.6と前月比1.1ポイント上昇し、景気境界線を上回った。中企業は49.4(前月比0.3ポイント低下)、小企業は47.9(同0.5ポイント上昇)で、いずれも50を下回っている。

非製造業部門では、8月のビジネス活動指数が49.0で前月と同水準を維持し、全体として安定した状態を保っている。また、総合PMI生産指数は49.5と、前月比0.2ポイント上昇した。

中国物流と購買連合会の副会長である何輝(か き)氏は、「8月の製造業は国内外の市場需要がともに拡大し、新規受注指数と新規輸出受注指数がともに明確に上昇した。これは昨年同期と比べて需要環境が改善していることを示しており、政策の効果が経済成長の原動力として機能している」と指摘した。

総合的に見ると、8月は高温、台風、豪雨などの極端な気象の影響を受けたものの、製造業PMIは依然50を下回っている。しかし、内需拡大政策の効果が発揮され、中央予算内投資の誘導効果が高まり、109の重点プロジェクトや『六つのネットワーク』計画の建設が加速している。さらに、夏休み消費の着実な回復や国際市場の需要増加なども重なり、指数は前月比で明確に改善した。これは製造業の運営が安定化し、景気の回復が明確になったことを示している。

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  • 出典:PR Times
  • 分類:調査