日本発酵産業の味の素が半導体材料分野で重要な地位を築いていることに触れ、統一(1216-TW)のパートナーであり、日本で300年の歴史を持つ最大手醤油メーカー・キッコーマンの専務執行役員である茂木修氏は、3日、「実はキッコーマンも酵素、麹、生化学、健康食品などのバイオテクノロジー分野に積極的に進出している」と述べた。
茂木氏はキッコーマンの専務執行役員であるとともに、キッコーマンと統一企業が台湾で合弁設立した醤油製造会社・統万公司的董事長でもある。茂木氏は、1990年にキッコーマンと統一企業が開始した合弁事業の成功が、その後のアジア地域での事業拡大のモデルとなったと指摘。家庭用市場に加え、業務用市場でも、統一の規模ある流通網を活用して販路をさらに拡大したいと語った。
キッコーマンと統一企業が台湾で合弁設立した醤油製造会社・統万公司的は、過去3年間で営業成績が着実に伸びており、2025年の売上高は11.37億元、税後純利益は7603万元、一株当たり利益は7.6元に達した。キッコーマンは今年で創業100周年を迎える歴史を持つ企業であり、日本国内に3つの工場を保有するほか、海外にも複数の生産拠点を持つ。特に北米市場での業績が目覚ましく、中国では昆山と石家荘に工場を構え、台湾台南の工場も統一企業との合弁で運営されている。中国市場では、上海、北京、広州などの沿海都市から、重慶、成都といった内陸の主要都市へと販売網を広げている。
本社は千葉県野田市にあるキッコーマン。1971年に設立され、醤油をはじめとする各種調味料の製造が中心だが、香料、味醂、焼酎、清酒なども手掛ける。1990年に統一企業と台湾で合弁会社・統万公司的を設立した。
キッコーマンの海外事業の二大柱は「醤油事業」と「食品卸売事業」。特に北米市場では、醤油がもはや日本料理専用の調味料ではなく、現地家庭の日常的な調理に溶け込み、一般的な基本調味料として定着しつつある。長年の市場深耕とブランド戦略により、キッコーマンは明確で堅固な競争優位性を築いている。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR Times
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