手術の執刀医、本当に納得して選べていますか?
人生で何度も経験することのない手術。 それでも、いざ自分や家族がその場面に立たされたとき、誰に執刀してもらうかは、心の奥でずっと気になり続けるテーマではないでしょうか。 腕の良さを重視する人もいれば、説明のわかりやすさや相性を大切にする人もいます。 とはいえ、実際に医師を「選べた」と実感している人は、どれほどいるのでしょうか。
ということで今回はニューハート・ワタナベ国際病院と共同で、事前調査で「自身や家族がこれまでに手術を受けたことがある」と回答した全国の男女400名を対象に「手術の執刀医を選ぶ基準」についてのアンケートをおこないました。
「手術の執刀医を選ぶ基準に関するアンケート」調査概要 調査手法:インターネットでのアンケート 調査期間:2026年4月27日 ~ 5月7日 調査対象者:事前調査で「自身や家族がこれまでに手術を受けたことがある」と回答した全国の男女 有効回答:400サンプル
31.8%が、執刀医を選ぶ際に「手術実績が多い」ことを最重要視
まず、執刀医を選ぶ際に最も重要だと感じるポイントについて聞いてみました。 最も多かったのは「手術実績が多い」で31.8%でした。 次いで「説明が分かりやすい」が23.0%、「専門分野に強い」が18.8%でした。 上位3項目だけで全体の7割以上を占めています。
それぞれの回答理由の一部を紹介します。 「手術実績が多い」を選んだ人の理由には、「経験豊富な医師の方が突発的な事態にも対応できそう」「何度も同じ手術をしている医師の方が安心」といった声が目立ちました。
「説明が分かりやすい」を選んだ人の理由には「専門用語ばかりだと判断ができない」「メリットだけでなくデメリットも知りたい」といった意見が多く寄せられました。手術は受ける本人の決断が必要な医療行為だからこそ、内容を理解できるかどうかが安心感に直結しているのだといえます。
「専門分野に強い」を選んだ人からは、特化した知識への信頼の声が挙がりました。 汎用的な医療よりも、特定の分野を深く知る医師にゆだねたいという心理がうかがえます。
72.3%が、「リスクも含めて丁寧に説明してくれたとき」に医師への信頼を感じる
続いて、手術前の説明や診察で「この医師なら任せられる」と感じる瞬間について聞いてみました。 最も多かったのは「リスクも含めて丁寧に説明してくれたとき」で72.3%でした。 実に7割以上の人が、リスクを正直に伝えてくれる姿勢を信頼の決め手として挙げています。 次いで「質問に分かりやすく答えてくれたとき」が53.5%、「診察が落ち着いていて信頼感があったとき」が39.0%、「実績や経験をきちんと説明してくれたとき」が37.5%と続いています。
執刀医の手術実績や経歴を「自分で調べたことがある」のはわずか15.0%
執刀医の手術実績や経歴を自分で調べたことがあるかについて聞いてみたところ、「ある」と回答した方は15.0%にとどまり、「ない」と回答した方は85.0%にのぼりました。多くの人が病院や紹介に身をゆだねている実態が浮かび上がります。
自分で調べたことが「ある」と回答した方に、どのような情報を参考にしたかを聞いたところ、最も多かったのは「病院の公式サイト」で66.7%、次いで「医師紹介ページ」が61.7%でした。 さらに「手術件数・実績」が36.7%、「口コミ・評判」が28.3%と続きました。 誰でも書ける匿名のレビューよりも、責任の所在が明らかな情報を信頼する人が多いといえます。
66.6%が、相性やコミュニケーションに不安を感じた場合「執刀医の変更や転院を検討する」と回答
最後に、医師との相性やコミュニケーションに不安を感じた場合、執刀医の変更や転院を検討するかについて聞いた結果、「とても思う」が18.3%、「やや思う」が48.3%となり、合わせて66.6%が検討すると回答しています。 一方で「あまり思わない」は27.5%、「まったく思わない」は6.0%にとどまりました。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
- 分類:調査
- 関連組織:ニューハート・ワタナベ国際病院