注文住宅と防災性能に関する実態調査
地震や豪雨などの災害リスクは、住まい選びにおいて無視できない要素です。家は日常を過ごす場所であると同時に、非常時には家族を守る場所にもなります。
では、注文住宅を検討する人は、防災性能をどのように捉えているのでしょうか。
そこで今回は千葉注文住宅運営事務局と共同で、全国の男女671名を対象に、「注文住宅と防災性能」についてのアンケートをおこないました。
※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。 ・引用元が「株式会社NEXERと千葉県注文住宅業者おすすめナビ!による調査」である旨の記載 ・千葉県注文住宅業者おすすめナビ!(https://customhome-chiba.info/)へのリンク設置
「注文住宅と防災性能に関するアンケート」調査概要 調査手法:インターネットでのアンケート 調査期間:2026年5月14日 ~ 2026年5月22日 調査対象者:全国の男女 有効回答:671サンプル 質問内容: 質問1:住む場所を選ぶ際、自治体の「ハザードマップ」をどの程度確認しますか? 質問2:検討中の土地にリスク(浸水や土砂災害など)があると判明した場合、どうしますか? 質問3:注文住宅を建てる際、最も重視する「性能」は何ですか? 質問4:注文住宅を建てる際、耐震等級についてはどれが一番あなたの考えに近いですか? 質問5:注文住宅を建てる際、大規模災害時の在宅避難のために最も優先したい設備はどれですか? 質問6:もし今、ライフライン(電気・ガス・水道)が止まった場合、自宅で何日間自力で生活できると思いますか? 質問7:現在の住まいで、大規模災害時に最も「不安」な要素は何ですか? 質問8:防災に強い家づくりについて、最も信頼できる情報源はどこですか? ※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
43.4%が、ハザードマップを「ざっと確認する」と回答
まずは、住む場所を選ぶ際に自治体の「ハザードマップ」をどの程度確認するか聞きました。
ハザードマップとは、浸水や土砂災害などの危険が想定される区域を地図上で示したものです。
最も多かったのは「ざっと確認する」で43.4%でした。
「必ず詳細まで確認する」は10.9%で、両者を合わせると54.3%が何らかの形でハザードマップを確認していることになります。
一方で「気にはなるが見たことはない」は20.4%、「全く確認しない」は25.3%でした。土地選びは、見た目や価格だけでなく、そこに安心して暮らし続けられるかを確かめる工程でもあります。
44.0%が、土地にリスクがあるなら「その土地は諦める」と回答
続いて、検討中の土地に浸水や土砂災害などのリスクがあると判明した場合、どのように対応するか聞きました。
最も多かったのは「リスクが少しでもあるなら、その土地は諦める」で44.0%でした。
次いで「構造や地盤改良で対策できるなら、前向きに検討する」が30.6%となっています。
また、「特に対策も検討もせず、そのまま購入する」は14.0%、「周辺環境や価格が魅力的であれば、リスクを承知で購入する」は11.5%でした。リスクを避ける人が多い一方で、対策の余地や条件次第で判断する人もいるようです。
54.8%が、注文住宅で最も重視する性能は「耐震性」と回答
注文住宅を建てる際、最も重視する性能についても聞きました。
最も多かったのは「耐震性(地震への強さ)」で54.8%でした。
次いで「耐久性(建物の長持ち度)」が19.2%、「省エネ性(エネルギー自給)」が13.7%、「断熱・気密性(停電時の室温維持)」が8.2%、「耐火性(火災への強さ)」が4.0%でした。
日本で暮らすうえで、地震への備えは避けて通れないテーマです。まずは建物そのものが家族を守れるかどうかに、意識が集まっていることがうかがえます。
51.3%が、耐震等級は「予算と相談しながら、できるだけ高い等級にしたい」と回答
耐震等級について、どの考えに近いかも聞きました。
耐震等級とは、建物の地震への強さを示す指標で、等級1から等級3まであります。
最も多かったのは「予算と相談しながら、できるだけ高い等級にしたい」で51.3%でした。
「コストがかかっても、最高ランクの『等級3』は絶対に譲れない」は11.9%となっています。
一方で、「等級による安全性の違いがよくわからず、選べない」は19.2%、「法定基準(等級1)をクリアしていれば、それ以上の等級にはこだわらない」は17.6%でした。安全性を高めたい気持ちと費用面のバランスが、判断の軸になっているようです。
28.0%が、在宅避難で優先したい設備は「水の確保」と回答
大規模災害時の在宅避難に向けて、最も優先したい設備について聞きました。
最も多かったのは「水の確保(貯湯タンク・雨水利用など)」で28.0%でした。
次いで「電気の自給(太陽光・蓄電池など)」が25.6%、「トイレの確保(断水時も使える衛生設備)」が22.2%と続きます。
また、「食料の備蓄(専用パントリーなど)」は14.9%、「室温の維持(高断熱・高気密など)」は9.2%でした。水・電気・トイレは、止まった瞬間に暮らしへの影響が大きくなる要素です。
36.4%が、ライフライン停止時に「3~5日程度」自力で生活できると回答
もし今、電気・ガス・水道が止まった場合、自宅で何日間自力で生活できると思うか聞きました。
最も多かったのは「3~5日程度」で36.4%、次いで「1~2日程度」が35.0%でした。両者を合わせると、7割以上が5日以内と考えていることになります。
また、「1日未満(当日中に困る)」は14.6%、「1週間以上」は14.0%でした。備えは、実際にライフラインが止まってから不足に気づくこともあります。日常の延長で、定期的に点検しておきたい部分です。
45.2%が、大規模災害時の不安は「ライフラインの停止」と回答
現在の住まいで、大規模災害時に最も不安な要素についても聞きました。
最も多かったのは「ライフライン(水・電気)の停止」で45.2%でした。次いで「建物の倒壊・損壊」が35.9%、「家具の転倒」が9.7%、「浸水や土砂崩れなど、立地上のリスク」が9.2%でした。
災害時の不安は、建物の強さだけに限られていません。住まいが無事でも、水や電気が使えなければ生活は急に不安定になります。
32.0%が、防災に強い家づくりで最も信頼できる情報源は「専門家」と回答
最後に、防災に強い家づくりについて、最も信頼できる情報源を聞きました。
最も多かったのは「建築士・住宅診断士などの専門家」で32.0%でした。次いで「国・自治体・研究機関の公式サイト」が27.6%、「住宅メーカー・工務店の担当者」が19.5%となっています。
また、「テレビ・新聞などの報道メディア」は13.7%、「実際に建てた人のブログやSNS」は7.2%でした。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
- 分類:調査