就職・転職活動における企業の第一印象調査
求職者が新しい職場を探すとき、最初に目にする求人票や採用ページ。
限られた情報のなかから、仕事内容や職場の雰囲気、自分に合いそうかどうかを読み取り、応募するかを判断します。
では、求職者は企業のどのような点に魅力を感じ、どのような点に「自分には合わないかもしれない」と感じるのでしょうか。
ということで今回は総合人材会社の株式会社プレイス&アビリティと共同で、事前調査で「就職や転職を経験したことがある」と回答した全国の男女500名を対象に「就職・転職活動における企業の第一印象」についてのアンケートをおこないました。
※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。 ・引用元が「株式会社NEXERと総合人材会社の株式会社プレイス&アビリティによる調査」である旨の記載 ・株式会社プレイス&アビリティ(https://www.place-ability.jp/)へのリンク設置 ・該当記事へのリンク設置
「就職・転職活動における企業の第一印象に関するアンケート」調査概要 調査手法:インターネットでのアンケート 調査期間:2026年5月8日 ~ 5月13日 調査対象者:事前調査で「就職や転職を経験したことがある」と回答した全国の男女 有効回答:500サンプル
質問内容: 質問1:就職・転職活動中、企業に「魅力を感じた」最初のきっかけは何でしたか? 質問2:応募を決める前に、企業の何を調べましたか?(複数回答可) 質問3:企業の採用広告・求人情報を見て「この会社は合わないな」と感じた経験はありますか? 質問4:そのときに気になった点は何ですか? 質問5:求人情報と実際の職場環境に「ギャップを感じた」経験はありますか? 質問6:それはどんなギャップでしたか?
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
30.4%が、企業に魅力を感じた最初のきっかけは「求人票」と回答
まずは、企業に「魅力を感じた」最初のきっかけについて聞いてみました。 最も多かったのは「求人票」で30.4%でした。 次いで「その他」が22.6%、「知人の紹介」が14.6%、「採用広告」が12.0%と続きます。
求人票は、求職者が企業と最初に接点を持つ重要な情報源です。 仕事内容や給与、勤務地、働き方などの基本情報だけでなく、文章のわかりやすさや条件の具体性からも、企業の印象は大きく左右されると考えられます。
また、「知人の紹介」や「採用広告」も一定数の回答があり、企業の魅力は求人票だけでなく、人づての評判や広告での見せ方によっても伝わっていることがうかがえます。
64.6%が、応募を決める前に「仕事内容」を調べていると回答
続いて、応募を決める前に企業の何を調べているのかを聞いてみました。 最も多かったのは「仕事内容」で64.6%でした。 「給与・待遇」62.6%、「社風・職場環境」27.4%、「福利厚生」24.6%と続きます。
「どのような仕事をするのか」と「どれくらいの給与・待遇があるのか」は、応募を決めるうえで特に重視されていることがわかります。また、「社風・職場環境」や「福利厚生」など、入社後の働きやすさに関わる情報を確認している人も一定数見られました。
求職者は、企業のイメージだけで判断するのではなく、仕事内容や待遇、職場環境などを確認しながら、入社後の働き方を具体的に考えているようです。
57.2%が、企業の採用広告・求人情報を見て「この会社は合わないな」と感じた経験「あり」と回答
続いて、企業の採用広告や求人情報を見て「この会社は合わないな」と感じた経験があるかを聞いてみました。 その結果「ある」と回答した方は57.2%、「ない」と回答した方は42.8%でした。
半数以上の人が、採用広告や求人情報を見て「自分には合わないかもしれない」と感じた経験があることがわかります。 わずかな違和感が応募を見送る理由になることもあるため、採用広告や求人情報の伝え方は、企業にとって重要なポイントだといえそうです。
具体的にどのような点で「合わない」と感じたのか聞いてみたので、一部を紹介します。
そのときに気になった点は何ですか? ・少し高圧的な広告。(20代・男性) ・残業時間の多さ。(20代・女性) ・やる気など精神論や残業が多い、最低賃金の所。(30代・女性) ・業務内容の範囲が広すぎる点。それにも関わらず給料が低い点。社内旅行やイベントを実施している点。(30代・女性) ・あまりにもいいことばっかり書いてあること。(30代・女性) ・アットホーム、皆で助け合い、というフレーズ。(30代・女性) ・業務内容が曖昧に書かれており、具体的なイメージが湧かなかったこと。(40代・男性)
「アットホーム」「皆で助け合い」といった、企業側が前向きな意味で使っている言葉でも、求職者によっては不安や警戒につながることがあるようです。
また、業務内容が曖昧なことや、給与に対して業務範囲が広すぎること、残業時間の多さなどに違和感を覚える声も見られました。「いいことばかり書いてある」と感じた場合も、かえって信頼しにくくなることがあるようです。
求職者は、求人情報に書かれている内容だけでなく、言葉の選び方や情報の具体性、書かれていない部分からも企業の雰囲気を読み取っています。魅力を伝えようとするあまり情報を盛りすぎると、かえって不信感につながる場合もあるのかもしれません。
37.2%が、求人情報と実際の職場環境に「ギャップを感じた」経験「あり」と回答
最後に、求人情報と実際の職場環境に「ギャップを感じた」経験があるかを聞いてみました。 その結果、「ある」と回答した方は37.2%、「ない」と回答した方は62.8%でした。 およそ3人に1人が、入社後に求人情報との違いを感じた経験があることがわかります。
どのようなギャップだったか聞いてみたので、一部を紹介します。
それはどんなギャップでしたか? ・労働環境が悪すぎる。(30代・男性) ・働く雰囲気・人が良くない。(30代・女性) ・初心者歓迎、が全然初心者歓迎ではなかったこと。(30代・女性) ・未経験者大歓迎と書いていたけど、実際は専門職で職人気質的な所があるので、ある程度の経験や知識がないと一からでは厳しい感じがした。(30代・男性) ・時間外労働があって、手当ももらえなかった。(40代・不明)
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
- 分類:調査
- 関連組織:株式会社プレイス&アビリティ