一度来た大学生が、なぜ何度も戻るのか。その問いに、陸前高田・葛巻・野田村の3地域で実践を通して向き合っていきます。
観光でもなく、単発のボランティアでもなく、地域の行事に加わり、一次産業の現場に立ち、そこで出会った人たちとともに何かをつくろうとしている。そんな若者たちの姿が、岩手県内3つの地域で生まれようとしています。
なぜ今、「関わり続ける人」なのか
地方における人口減少は、数字の問題である前に、「人と人がつながる場」が失われていく問題でもあります。単発の体験や一過性の訪問は、その瞬間に価値をもたらしても、地域に「残る関係」にはなりにくいという現実があります。SETがこの事業で目指すのは、訪れた若者が「また来たい」を超えて、地域の一員として動き続けるような関係性の創出です。陸前高田市・葛巻町・野田村という、それぞれ固有の文化と産業を持つ3地域で、その問いを実践します。
事業の概要
認定NPO法人SETは、岩手県内3地域において大学生と地域住民が年間を通じてつながり続ける活動を開始しました。今年4月には各地域との擦り合わせを行い、学生チームの関わり方や地域行事へのサポート体制、さらに多くの若者が訪れることで地域が活性化していくための取り組み内容について、地域の方々とともに検討を重ねてきました。
「続く縁」が生み出すもの
この事業では、大学生が伝統文化の継承活動や一次産業の現場に携わりながら地域への理解を深め、そこで得た気づきをもとに地域の方々とともにアクションを実践していきます。学生にとっては人生に影響を与える関与が、地域にとっては新しいつながりと担い手との出会いが生まれます。「関わり続けたい」という感情は、制度や仕組みではなく、人と人の間で時間をかけて育まれるものだとSETは考えています。
今年度は岩手県内3地域でのスタートですが、SETはこの取り組みをさらに多くの地域へと広げていくことを見据えています。
陸前高田市・葛巻町・野田村から始まるこの実践は、「地域に人を呼ぶ」ことの先にある、「地域と人が育ち合う」関係性のかたちを問い続けています。この事業への関心・参加希望・取材申し込みは、認定NPO法人SETまでお気軽にご連絡ください。
それぞれの地域に合ったカタチを模索しながら、地域のためになる活動を実施していきます。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
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