長野県烏川渓谷緑地では、6月27日(土)に第183回からすの学校「アブラムシ観察会」を開催します。講師は、アブラムシを長年研究し、現在も公立中学校で教壇に立ちながら、その魅力を伝え続けている松本嘉幸氏。一般には害虫として知られることの多いアブラムシですが、今回はそのイメージにとどまらない、興味深く魅力的な生態についてご紹介します。

顕微鏡で観察したアブラムシの標本

◆アブラムシの生態に迫る

フィールドと室内の両方で、アブラムシの興味深い生態をより深く学べる観察会です。園内でアブラムシを探し、植物との関わりや暮らし方など、その生態を観察します。採取したアブラムシはレクチャールームに持ち帰り、顕微鏡などを使って細かな体のつくりや特徴を詳しく観察します。大人から子どもまで楽しめる内容です。

フィールドでの観察(2025/6/15撮影)

開催日/令和8年6月27日(土)※雨天決行

時 間/13:00~16:00 ※12:30受付開始

場 所/烏川渓谷緑地 水辺エリア 環境管理事務所 レクチャールーム

講 師/松本 嘉幸氏

定 員/20名(事前申し込み、電話:0263-73-0203)

参加費/無料

持ち物/飲み物、筆記用具、図鑑など

◆アブラムシ研究の第一人者

講師は、八千代市立大和田中学校教諭で、日本の植物群系とアブラムシ相の関係をテーマに研究を続ける松本嘉幸先生です。50年にわたりアブラムシの観察・研究を重ねてきた第一人者で、1988(昭和63)年には開園前の当公園で新種も発見するなど、豊富な知見に基づく解説が期待されます。

◆爆発的な繁殖力の秘密

室内観察ではアブラムシの解剖を行い、春から夏に見られる単為生殖の仕組みを学びます。交尾をせずメスだけで子を産むアブラムシの胎内では、子のさらに体内に次世代の子がいる「マトリョーシカ現象」が見られます。顕微鏡を通して、アブラムシの特異な繁殖のしくみを間近に観察できる貴重な機会です。

レクチャールームでの観察(2025/6/15撮影)アブラムシの解剖(松本先生提供)

長野県烏川渓谷緑地

烏川渓谷緑地

烏川渓谷緑地は、長野県安曇野市に位置し、「水辺エリア」と「森林エリア」の2つのエリアから成る長野県営の都市公園です。北アルプス常念岳・蝶ヶ岳を源とする烏川の渓谷沿いに生育する動植物などの多様な自然環境の保全と活用を目的として整備されました。

<お問い合わせ>

長野県烏川渓谷緑地 環境管理事務所

(指定管理者:一般財団法人公園財団)

〒399-8211 長野県安曇野市堀金烏川26

TEL/FAX:0263-73-0203

https://karasugawa.com/

https://x.com/N_Karasugawa

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