栄養学に基づきペットの健康を実現するロイヤルカナンは、4月28日と29日の2日間、フランス・モンペリエにて「ベテリナリーシンポジウム2026」を開催し、80カ国から約750名の獣医療専門家らが参加した。本シンポジウムでは、ペットの健康的なエイジングは早期ケアによって実現可能である一方、多くの飼い主が『いつ行動すべきか』を知らないという現状が浮き彫りになる新しい調査結果が発表された。
科学的知見によれば、ペットのエイジングは飼い主の予想より早く始まる緩やかな生物学的プロセスであり、タイムリーなモニタリングと栄養管理の重要性が強調されている。しかし、ロイヤルカナンが実施した新たな消費者調査では、飼い主の38%がペットのエイジングについて何もできないと考え、44%が「健康問題が発生して初めて意識する」と回答。さらに4人に1人(25%)は糖尿病などの疾患が高齢期のペットのリスクとなりうることを認識していなかった。
この調査結果は、コロナ禍でのペット飼育急増により、多くのペットが人間でいう「中年期」に差し掛かっている重要な時期に発表された。ペットが年を重ねるにつれ、飼い主の関心は単なる寿命から、病気や衰えの前の健康な期間である「健康寿命」を延ばすことへと移り変わっている。
「未来への扉を開く」をテーマとした本シンポジウムでは、専門家らが集い、早期で積極的なケアの実現方法を探ると共に、獣医療の将来を考察した。ロイヤルカンの猫の健康スペシャリストであるタニア・シューマン博士は、「適切なタイミングで行動すれば、より健やかなエイジングを実現できる。ペットオーナーに正しい知識を届けることが重要だ」と述べた。
同社のグローバル研究開発担当VPであるシルビア・ミレット=カタランは、「栄養は、健康的なエイジングを支えるうえで重要な役割を果たす。ライフステージごとに最適な栄養バランスに重点を置き、獣医師がペットを積極的にサポートできるよう支援している」とコメントした。
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