「人生100年時代の生きるを満たす。」をミッションに、ウェルビーイング・フロンティアを目指す桜十字グループの基幹病院である桜十字病院(熊本市南区)は、2025年12月に公益財団法人日本医療機能評価機構が実施する病院機能評価を受審し、13項目のS評価をいただきました。

桜十字病院はこのたびの機能評価において、慢性期病院機能としては全国1位、急性期病院も含めた約2000以上の全国の病院の中でも5位とトップクラスの評価をいただくことが出来ました。これまでも高く評価されてきた施設・環境面に加え、今回はリハビリテーション、栄養管理、地域連携、薬剤管理、医療機器管理など、各部門の取り組みや病院機能そのものに関する項目で“S評価(秀でている)”が増加しました。

4回目の受審で見えた“病院機能の成熟”

「病院機能評価」とは、病院の医療の質を第三者機関が評価する制度です。評価を行う公益財団法人「日本医療機能評価機構」は、国民の健康と福祉の向上に貢献することを目的とする公益財団法人として1995年に設立。病院が備えているべき機能について、中立・公平な専門調査者チームによる「病院機能評価」審査を行い、一定の水準を満たした病院を「認定病院」としています。評価は各項目ごとに行われ、S・A・B・Cの4段階で分けられます。その中でも「S評価」は、一定の水準を満たしているだけでなく、他施設の模範となる優れた取り組みとして特に高く評価された項目に与えられるものになっています。

桜十字病院では、第三者からの視点をもとに、病院・医療の質を向上させていくべく、病院機能評価の受審を継続してきました。初回認定以降も継続的な改善活動を重ね、今年で4回目。今回特に評価されたのは、病院を支える“仕組み”と“現場力”です。これまでは施設や療養環境などハード面での評価が中心でしたが、今回は各部門の日々の実践や連携体制、継続的な改善活動など、病院機能そのものに関する項目で「S評価」が増加しました。これは、一時的な取り組みではなく、患者さまへより良い医療を届けるための改善活動が組織文化として定着していることの表れでもあります。

桜十字病院機能評価S13特設ページ>>

今回特に評価された主な取り組み

「治す」だけではない、療養環境づくり

患者さまやご家族が少しでも安心して過ごせるよう、「まってるラウンジ」や「シェアルーム」、「レタールーム」、「ヴォルカフェ」など、病院らしさに捉われない空間づくりを推進しています。単に機能的な施設を整えるだけではなく、不安を和らげたり、人とのつながりを感じられたりする環境づくりを大切にしており、患者さまの“生きるを満たす。”環境改善に努めています。

小山薫堂氏プロデュース まってるラウンジ

外来ロビー:2024年9月にリニューアルシェアルーム:誕生日会などで使用できる

VOLCAFE:熊本ヴォルターズコラボカフェレタールーム:ご家族・退院後の自分へお手紙を

多職種で支えるリハビリテーション体制

リハビリテーション室700㎡、リハビリスタッフ200名以上という県内最大級の体制を活かし、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士をはじめとした多職種が連携しながら、急性期後の機能回復だけでなく、退院後の生活までを見据えた包括的なリハビリテーションを実施しています。病棟との密な情報共有や離床支援、摂食嚥下支援など、早期から生活復帰を見据えた包括的なリハビリテーションを実施。各専門職が日々連携しながら、より質の高いリハビリテーションの提供に取り組んでいます。

広大なリハビリテーション室

心臓リハビリテーション「Rehabeat(リハビート)」多面的な訓練を実現するリハビリ設備

“食べる喜び”を支える栄養管理

四季彩膳や郷土料理、デザートバイキングなど、「治療食」にとどまらない「目でも舌でも美味しい」食支援にも力を入れています。管理栄養士や調理師が連携し、患者さま一人ひとりの状態に合わせた栄養管理を行うとともに、「食べる楽しみ」や「その人らしさ」を大切にした食事提供を実践しています。

図版四季彩膳(※画像は一月のもの)

選べる楽しみ:デザートバイキング全国各地の故郷の味を病院で

安全な医療を支える基盤領域

患者さまに直接関わるサービスや療養環境に加え、安全で質の高い医療を支える基盤領域の充実も進めています。薬剤管理や医療機器管理をはじめ、医療安全、感染対策、情報共有体制など、各部門が専門性を発揮しながら連携し、より良い医療の実現に向けて日々研鑽を重ねています。また、新たな機器やシステムの導入にも積極的に挑戦するとともに、運用面の見直しや業務改善も継続。患者さまが安心して医療を受けられる環境づくりにつなげています。

専門性&効率性の高い機器を積極的に導入抗菌薬適正使用チーム

生体モニターと電子カルテの連動オンコールで24時間365日対応

地域とつながる情報発信・健康づくり

ホームページやSNS、広報誌「桜ふわり」を通じた情報発信に加え、「生き活き健康教室」や市民公開講座といった健康イベントなど、地域に向けた啓発活動を行っています。医療を提供するだけでなく、地域の皆さまが大人から子どもまで、健康について考えるきっかけをつくることも病院の役割と捉え、日常的な情報発信や交流を積み重ねています。

桜十字病院HP(https://sakurajuji.or.jp/)

地域と学ぶ生き活き健康教室健康促進イベントに出展広報紙「桜ふわり」

働く人のウェルビーイングを重視

院内保育園や社員寮、社員食堂、24時間営業のコンビニエンスストア整備など、職員が安心して働き続けられる環境づくりにも力を入れています。働く人の心身の健康や働きやすさが、より良い医療サービス、つまり患者さまや地域社会へつながる、という考えのもと、福利厚生やコミュニケーション環境の整備を継続的に推進。その取り組みは、「健康経営優良法人」認定や「ワクワク病院賞(日本一働きやすい病院アワード)」受賞など、外部評価にもつながっています。

一食350円の社員食堂全9団体のサークル活動

2025年2026年続けて健康経営優良法人に認定「日本一働きやすい病院アワード2024」ワクワク賞受賞

理事長・院長コメント

桜十字病院は2025年5年ぶりとなる病院機能評価機構の審査を受審しました。今回の目標は、前回を上回るS評価の獲得と、改善の余地を指摘されるB評価を減らすことでした。その結果、対象項目のうちS評価13項目、B評価2項目という極めて高い評価をいただき、目標を達成することができました。S評価を獲得するためには、一定の標準レベルを超えるだけでなく、病院独自の取り組みや強みが評価される必要があります。また、B評価項目を限りなく減らしていくことも重要です。

630床を有する慢性期病院であり、職員数も1000人近い大規模な組織において、全員が心をひとつにして物事に取り組むことは決して容易ではありません。しかし、日頃からの情報共有や、多職種が連携して取り組むチーム医療の姿勢こそが、今回の結果につながった大きな原動力であったと感じています。本院

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:ニュース
  • 関連組織:熊本ヴォルターズ
  • 製品・サービス:リハビリテーション / 職員福祉プログラム