SBCメディカルグループホールディングス(所在地:米国カリフォルニア州、CEO:相川 佳之)が経営支援を行う六本木レディースクリニック池袋院の院長・伴 政明(ばん まさあき)医師が筆頭著者として執筆した共同研究論文「着床前遺伝学的検査における異数性判定の不確実性:PGT-A再解析によりモザイクと再判定され健康児出生に至った2症例」が、日本受精着床学会が刊行する学術誌「日本受精着床学会雑誌」(Vol.43 No.1、2026年)に掲載されました。本論文では、不妊治療で広く活用されているPGT-A(着床前遺伝学的検査)における検査結果の解釈や、患者さま一人ひとりに寄り添った意思決定支援の重要性について知見を提示しています。

PGT-A(Preimplantation Genetic Testing for Aneuploidy)とは、体外受精で得られた受精卵(胚)の染色体数を調べる検査です。着床率の向上や流産リスクの低減を目的に、不妊治療の現場で広く用いられています。一方で、異数性と判定された胚の中には、「モザイク胚」と呼ばれる正常な細胞と異常な細胞が混在するタイプが含まれることがあり、その評価や取り扱いについては継続的な議論が行われています。

本論文では、初回検査で異数性と判定された受精卵が、再解析によってモザイク胚として再判定され、最終的に健康な赤ちゃんの誕生に至った2症例を報告しています。本研究成果は、PGT-Aにおける判定結果の解釈や再評価の重要性に関する理解を深めるとともに、患者さま一人ひとりの状況に応じた柔軟な意思決定支援や、より丁寧な診療体制の構築につながることが期待されます。

論文掲載概要

掲載誌:日本受精着床学会雑誌 掲載巻号:Vol.43 No.1、pp.65-70、2026年 論文タイトル:着床前遺伝学的検査における異数性判定の不確実性:PGT-A再解析によりモザイクと再判定され健康児出生に至った2症例 著者:伴 政明、猪鼻 達仁、高橋 和子、久須美 真紀、堤 治

伴 政明医師について 宮崎大学医学部卒業後、国立国際医療研究センター病院、慶應義塾大学病院などで産婦人科領域の研鑽を積み、不妊治療専門の浅田レディースクリニックにて高度生殖補助医療の経験を深めた。2023年、六本木レディースクリニック入職。現在は六本木レディースクリニック池袋院 院長として診療にあたるとともに、国際医療福祉大学大学院にてPGT-Aに関する研究にも取り組み、臨床・学術の両面から生殖医療の発展に尽力している。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:調査
  • 関連組織:SBCメディカルグループホールディングス / 六本木レディースクリニック池袋院 / 浅田レディースクリニック