VPP(仮想発電所)プラットフォーム開発会社の株式会社Shizen Connectは、株式会社富士経済が発行した市場調査レポートにおいて、系統用蓄電池等のエネルギー機器の市場運用・制御を行うACシステム・RAシステムの法人契約件数で2025年度市場シェアNo.1を獲得したことを発表しました。Shizen Connectは2023年度のDR・VPPプラットフォーム市場でもシェアNo.1を獲得しており、「供給側(系統用・再エネ併設蓄電池等の運用・制御)」と「需要側(産業用・住宅用蓄電池等DR)」を含むVPPの主要分野で国内市場を牽引するポジションを確立しています。
本調査について 富士経済が発行した「分散型エネルギーリソース関連市場の現状と将来展望 2026」において、2025年度のACシステム・RAシステムの法人契約件数ベースの市場シェアでShizen Connectは約26%を占め、市場シェアNo.1となりました。
系統用蓄電池事業の概況 地政学的リスクに対するエネルギー安全保障の強化と、地球温暖化に対する脱炭素化の鍵としてVPPに注目が集まっています。VPPの主要リソースとして期待される系統用蓄電池ビジネスは、関連制度や市場環境の整備に伴い活況を呈しており、その市場規模は2024年度の約450億円から2030年度には4,240億円へと急拡大する見通しです。政府も「第7次エネルギー基本計画」で蓄電池とDRを重要と位置づけ、経済産業省は系統用蓄電池の2030年までの累計導入見通しを14.1〜23.8GWhと公表しています。
ACシステム・RAシステムとShizen Connectの実績 ACシステム・RAシステムは、系統用蓄電池事業に不可欠なシステムで、各種電力市場取引を最適化し、電力市場などからの指令に基づき「供給側」と「需要側」を含む各種エネルギー機器の遠隔制御を実施します。Shizen Connectはこれまで大手電力・都市ガスなどの多くの企業にシステムを提供してきました。今回の結果は、同社の強みである幅広い制御対象への対応力や多様な収益を積み重ねられる制御AI、顧客ニーズに応える柔軟性が高く評価された結果であると考えています。
VPP関連システム領域で国内トップへ 今回の結果によりShizen Connectは、系統用蓄電池等の市場運用・制御を行う「ACシステム・RAシステム」と、DR制御を含む「DR・VPPプラットフォーム」のそれぞれにおいて国内シェアNo.1を達成したことになります。両調査でのトップシェア獲得は、VPPプラットフォームとして最高水準の技術性と汎用性を備えていることの現れであると考えています。
Shizen Connectは今後、「供給側」と「需要側」の両面に対応している強みを活かし、大規模データセンターが要求するアワリーマッチを実現するなど、高度な需給一体型の制御を実現していく予定です。同社はこれからも、高度なVPP技術開発を通じて、蓄電池運用の収益性と利便性を高め、エネルギー安全保障と脱炭素社会の実現に貢献していくとしています。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
- 分類:調査
- 製品・サービス:Shizen Connect / ACシステム