巴威台風がもたらす豪雨に備え、経済部水利署は全員で動員し、台北市、新北市、基隆市の「大台北地区」の防災体制を視察しました。大漢溪、新店溪から基隆河にかけて、水門やポンプ場、横移動式ゲート、移動式ポンプ車などを実際に点検し、設備の機能が正常であることを確認しました。防災体制は整っており、水利署は「大台北の防洪は、中央と地方の継続的な密接な協力にかかっている」と強調しています。気象情報の共有や水位情報の連携を進め、台風の動向に応じて適切な対応を迅速に展開することで、住民の生命と財産を守るとともに、安全を確保します。

今回の点検では、水利署が警告を発しました。新店溪の太平堤防工事現場について、第10河川分署は施工業者に対し、台風接近前に作業員、機械、資材を工事区域外に撤去するよう徹底するよう指示しました。また、工事用コンテナハウスはアンカーとロープでしっかり固定する必要があります。一部の老朽化した水門やポンプ場については、油面計、給油ライン、電線に劣化、錆、もろさなどの症状が見られる場合、管理単位は速やかに交換・更新すべきです。横移動式ゲートの開閉タイミングは、規定に従って事前に周知するだけでなく、作業中の警告灯やブザーが正常に作動するか確認し、交通誘導の要員を配置して通行人の安全を確保する必要があります。

台水会社は、暴風雨の中でも給水の安定を確保するため、1,000人以上を動員して整備を進めています。現在、全国の浄水池・配水池はあらかじめ高水位で貯水されており、総貯水量は480万トンに達しています。また、原水の濁度が急上昇した場合に備えて、十分な量の浄水薬品を備蓄しています。電力と機動体制に関しては、全国562台の緊急発電機の点検・整備・テストを完了し、停電時でもポンプと浄水システムが正常に稼働するよう確保しています。さらに、62台の給水車を配置し、突発的な断水地域に機動的に支援を提供できる体制を整えています。また、全国324社の協力修理業者(計1,247人)と、社内スタッフ1,519人を待機状態に置いており、給水の安定と迅速な復旧体制を強化しています。

強雨による原水の高濁度への対応として、台水会社は地域別の対応策を策定しています。高雄地区では、南化連絡管から機動的に水量を増強する計画を立てており、興田、溪埔、大泉などの伏流水取水設備を起動させます。花蓮地区では、万里溪上流の堰止湖の潜在的リスクに対し、第9区管理処が下流の浄水場にあらかじめ防災用の砂袋を設置し、関連する給水バックアップ体制を整備しています。また、各建設工事(例:台南海水淡水化プラントの送水管工事)は、現場の特性に応じて施設を補強し、地表水の流入を防ぎ、機械の撤去と交通維持措置を徹底しています。太陽光発電や小水力発電などのグリーンエネルギー施設についても、防災点検を完了しています。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR Times
  • 分類:ニュース
  • 製品・サービス:伏流水取水システム