癌油事件がさらに拡大する中、頼清徳総統が厳正対応を指示。これを受け、検察・警察の合同チームが迅速に行動を開始した。台中地方検察署は9日、専門チームを6班に分け、中聯油脂株式会社(以下、中聯)、福壽実業株式会社(以下、福壽)、福懋油脂株式会社(以下、福懋)、泰山企業株式会社(以下、泰山)の4社に対して一斉捜索を実施。中聯の余凌沖総経理ら企業幹部11人と、証人13人を呼び出して事情聴取を行い、事件の全容解明を進めている。

10日未明、検察は余凌沖容疑者が証拠隠滅や共犯者・証人との連絡の恐れがあるとして、裁判所に勾留請求した。その他の10人の幹部については、50万円から2000万円の保釈金を納めることで釈放された。

台中地方検察署は10日、発表した。合同捜査チームが中聯油脂、福壽実業、福懋油脂、泰山企業の4社の計6か所の拠点を捜索し、設備機器、関係メール、会議録、検査報告書、出荷データ、生産記録、輸入通関申告書、USBメモリ、携帯電話、貯油槽などの犯罪に関わる道具や不正利益を押収した。

検察は、中聯の蔡○松会長、余○沖総経理、陳○栄工場長、陳○龍品質管理課副課長、福壽の洪○昆会長、趙○強総経理、顏○鉉部長、黄○豪次長、福懋の呉○澄会長、張○賓総経理、泰山の劉○龍会長など、11人の被告と、関係企業の社員13人の証人を呼び出して事情を聴いた。

検察は、11人の被告全員が食品安全衛生管理法第49条第1項および第2項の重大な容疑があると指摘。特に中聯の余凌沖総経理については、証拠の改ざんや共犯者・証人との連絡の恐れがあるとして、勾留の必要性があると判断。検察官が事情聴取を終えた後、裁判所に勾留請求した。その他の10人の被告には、50万円から2000万円の保釈金を納めるよう命じられた。

検察は、問題の油の出所、製造工程、検査記録、販売経路、および各企業の関係者の関与状況について、今後も徹底的に調査を進める。食品安全衛生管理法の違反やその他の刑事犯罪の有無を完全に解明する方針だ。検察は特に強調した。有毒物質や人体に有害な成分が含まれる油を、明知または知り得た上で保管・使用・流通・販売した者、または直ちに当局に報告せず、危害の防止や拡大に努めなかった者は、厳正に処罰するとしている。

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  • 出典:PR Times
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