台湾株式市場は本日(16日)下げ幅を縮小して取引を終えたが、終値は6.61ポイント安。台積電が第2四半期の好決算を発表し、決算説明会で明るい見通しを示したものの、市場の期待には届かなかった。台湾株価指数先物は一時上昇したが、午後に再び下落し、午後3時からの夜間取引でも下げが続き、記者発稿時点で一時700ポイントを超える急落となり、45000ポイントを割り込んだ。

外資が483.35億円を売り越え、自営業者が33.58億円、投信が85.49億円を買い越した結果、3大機関投資家の合計は431.43億円の売り越しとなった。台湾株価指数先物のポジションをみると、外資の純空売りポジションは4896枚増加し、84453枚となった。主要取引人のうち、特定法人の全月間純買越しポジションは3570枚減少し、625枚にとどまった。

オプションの未決済建玉では、8月限のコールオプション最大OIは50000ポイント、プットオプションは37200ポイント。7月限F3ではコールが48000ポイント、プットが43000ポイントで最大OI。全期間のput/call ratioは1.04から0.93に低下。外資のコールオプション純額は-1.72億円、プットは0.67億円となった。

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台積電、今年の設備投資額を上方修正し600~640億ドル見通し

台積電の第2四半期税後純益は7065.6億円で、前四半期比23.4%増、前年同期比77.4%増。1株利益は27.25元。第2四半期の売上総利益率は67.7%に上昇、営業利益率は60.3%、税後純利益率は55.6%となった。

顧客需要に対応するため、台積電は決算説明会で今年の設備投資額を上方修正し、600~640億ドルとし、過去最高を更新すると発表した。これは前年比7%14.3%の増加で、市場予想を上回る水準だ。

台積電の董事長兼CEO、魏哲家氏は、米国政府の支援を受けて、アリゾナ州に1000億ドルを投資し、2ナノメートル以下の先端プロセス技術を用いた複数の半導體ウェハ工場と先進パッケージング工場を建設すると述べた。これは、今後数年にわたり米国の主要顧客からの強固な需要に対応するためである。

今後の見通しとして、台積電は第3四半期の売上高を446億458億ドルと予測。強力なAI需要の恩恵を受け、年間ドル建て売上高の成長率は40%を超える見通しに上方修正した。

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