民進党の発言人・呉崢氏は16日、ネット番組『郷民大学問』に出演し、中聯油脂の発癌油問題をめぐって資深メディア人・黄揚明氏と激論を交わした。呉氏は『また私があなたに食べろと言ったわけじゃないでしょう。文句を言うなら、今ある問題をどう解決するかを考えるべきです』と反論した。これに対し、台北市長の蒋万安氏は17日25日に凱道で抗議行動を行うよう市民に呼びかけた。

これについて、資深メディア人・陳揮文氏は同日放送の番組『ニュース大白話』でコメント。陳氏はまず、蒋万安氏の行動は『党本部を人質に取っているようなものだ』と批判し、市長が抗議を呼びかけるのは職務の越権ではないかと疑問を呈した。さらに、蒋市長が党主席の鄭麗文氏や立法院の傅崐萁・総召を何だと思っているのかと皮肉った。

陳氏はまた、市議員・苗博雅氏の指摘を引用し、蒋万安氏が市府の食品安全会議(食安会報)の召集人でありながら、過去15回の会議のうち11回も欠席していたと指摘。さらに、台中市の衛生局は今年に入ってから一度も油脂工場の捜索を行っていないと述べ、『25日の抗議は単なる政治的闘争だ』と断じた。

陳氏は2014年の『劣質油品事件』を例に挙げ、当時、国民党は地方選挙で歴史的大敗を喫し、内閣総辞職に追い込まれたと説明。同様の流れが今年にもあり、行政院長・卓榮泰氏も地方選挙後に辞任するだろうと予測した。

さらに、中聯油脂の余凌冲・社長は10日に保釈されたが、台中地検は16日に抗告を成功させ、保釈を取り消し、現在は勾留・接見禁止の状態にある。しかし、その間数日が空いていたことから、陳氏は『検察はまったく積極的ではない』と批判した。一方で、前台北市長・柯文哲氏の勾留時には『急如律令』とばかりに迅速に対応したとし、『二重基準』だと強く非難した。

陳氏は、中聯油脂の発癌油事件には4社が関与しているが、現時点で身柄を拘束されたのは1人だけだと指摘。一方、京華城事件では柯文哲氏のほか、台北市議員の応曉薇氏、威京グループ会長の沈慶京氏、元台北市長室主任の李文宗氏ら複数が身柄を拘束されたと比較した。陳氏は『中聯油脂事件では1人しか逮捕されておらず、捜査も怠慢極まりない。結末はもう見えている』と断言した。

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  • 出典:PR Times
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