中研院長の陳建仁は6月に中研院を引き継ぎ、7月20日に初めて立法院で業務報告を行い、質疑応答に臨んだ。国民党の立法委員は、陳建仁が行政院長就任式で『これが人生最後の政務官職』と述べたことを掘り起こした。国民党の葛如鈞委員は『建仁就是矯情(建仁はまさに偽善)』と皮肉り、過去の約束を無視していると批判した。これに対し陳建仁は、現在も特任研究員として学術行政業務に従事しており、約束を破ったわけではないと説明した。
立法院教育及び文化委員会は20日、陳建仁を招いて業務概要の報告を求め、質疑を行った。陳建仁は会見で発がん性油問題について問われ、「中央と地方の緊密な連携が最も重要であり、政府と企業も協力すべきだ。皆が団結して食品安全をしっかり守れば、安心した生活ができる」と述べた。
陳建仁は『現在も特任研究員であり、学術行政業務に従事している。政治的公職ではないため、過去の約束を破ったわけではない』と強調した。国民党側は、2023年に行政院長就任時に『人生最後の公職』と明言していたことを指摘し、誠実性に疑問を呈している。
民進党団の書記長・范雲は、中研院長は学術界の最高指導職であり、院士のみが意思決定と投票に参加できるため、ほとんど政治的職位ではないと主張した。唯一の政治的関与は予算審議のための立法院対応に限られるとし、藍白(国民党とその連携勢力)に学術的中立性を尊重するよう呼びかけた。
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