今年度の漢光演習期間中に「2026都市レジリエンス演習」が同時に行われ、初めて行動通信網の遮断シナリオがテストされる。この発表を受け、全国規模のインターネット遮断の可能性が懸念されたが、国防部長の顧立雄氏は20日、この演習は国防部の主管ではなく、内政部とNCC(国家通信伝播委員会)が主導していると説明し、全面的な断網ではないと明言した。
通信速度は4G・5Gの1%まで低下 音声通話とSMSは維持
国防部参謀本部通信次長の解駿山中将は、この演習は戦時における一部サーバーの停止を想定したシミュレーションであると説明した。実際の通信網は4G・5Gの通信速度の1%まで低下させられ、大容量通信を必要とする機能は制限されるが、音声通話とSMSは維持され、通信の基本機能は確保される。影響時間は約30分間で、各機関の緊急対応能力を訓練し、今後の改善に活かすことが目的だ。
14県市を分批で実施 立委から「戦争陰影」の指摘
この演習は地域ごとに分けて実施される。8月10日午後2時30分から3時まで、中南部の7県市で初回演習が行われ、8月13日には台北、新北、基隆、桃園、新竹など北部の7県市で実施される予定だ。これに対し、立法院の賴士葆委員は、特定地域に集中する実施方法は選挙に配慮した「戦争陰影」の演出だと批判した。これに対して顧立雄長官は、防空避難訓練は過去から段階的に範囲を広げて実施してきたものであり、政治的意図はないと反論した。
7月22日から説明会開催 民生への影響に備えた対応策を提示
通信速度の低下が民生、医療、交通、金融に与える影響について、関係省庁はすでに応急対応策を策定している。顧立雄長官は、NCCが7月22日に説明会を開き、行政院は23日の閣議後に跨部会の記者会見を開いて詳細を説明すると強調した。また、国防部は漢光演習期間中に通信レジリエンスのバックアップ体制を整備するとしている。
今年度の漢光演習期間中に「2026都市レジリエンス演習」が同時に行われ、初めて行動通信網の遮断シナリオがテストされる。
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- 出典:PR Times
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