新型コロナウイルス感染症が第8波のOmicron流行に突入し、多くの人々の警戒心が低下しています。ネット上では『新型コロナはただの風邪』との声も見られますが、感染症専門医の李韋辛医師は22日、こうした認識は誤りだと強く警告しました。彼は、ウイルスは人によって影響が大きく異なると指摘し、成人では風邪のような症状でも、幼児や高齢者では重篤な病態や死亡につながる可能性があると強調しています。実際、今回の流行ですでに5人の命が奪われており、重症リスクを軽視してはならないと訴えています。

李医師は、いわゆる『風邪』とは急性の呼吸器ウイルス感染症の総称にすぎないと説明しました。たとえばRSV(呼吸器合胞ウイルス)は2歳以上の健康な人では風邪のような症状ですが、2歳未満の乳児や高齢者では重症化する可能性があります。また、アデノウイルスは1歳未満の乳児で腸重積や腸壊死を引き起こす恐れがあると指摘しました。あるネットユーザーは、『インフルエンザでは家で1週間休んだだけだが、新型コロナではICUに入院した』と体験を共有し、警戒の必要性を呼びかけています。

一方、疾病管制署は21日に最新データを発表しました。先週の国内における重症例は25件、死亡例は5件と報告され、門診・救急外来の受診者数は4766人で、前週比66.5%の急増です。すでに流行期に突入していると判断されています。重症例のうち、65歳以上の高齢者が74.5%、慢性疾患の既往がある者が83.9%を占め、さらに92.5%が今シーズンの新型コロナワクチンを未接種でした。現在の主流株はNB.1.8.1型ですが、初期に多かった嗅覚・味覚障害は非常にまれになり、主に上気道症状が見られるようになっています。

また、夏休みの旅行や大規模イベント参加の機会が増える中、疾病管制署は個人防護の徹底を呼びかけています。手洗いや咳エチケットの実践に加え、医療機関や高齢者・免疫不全者と接触する際、密集・密閉・密接の『3密』環境では自主的なマスク着用を推奨しています。体調が悪い場合は外出を控え、自宅で休養することが感染拡大防止に貢献すると訴えています。

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  • 出典:PR Times
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