台湾で最も人気のある老街はどこか? 2026年1月から5月の観光来訪者数の統計によると、鹿港老街及び周辺地区が1113万1324人を記録し、第1位となった。瑞芳風景特定区が951万5707人で第2位、淡水金色水岸及び周辺地区が687万4213人で第3位に続いた。古き良き路地、山あいの集落、河岸の景観など、それぞれの老街が個性を発揮し、2026年の台湾老街観光ランキングが大きく入れ替わった。

全台湾老街2026年1〜5月観光来訪者数TOP10

- 第1位:鹿港老街及び周辺地区 11,131,324人 - 第2位:瑞芳風景特定区 9,515,707人 - 第3位:淡水金色水岸及び周辺地区 6,874,213人 - 第4位:斗六太平老街及び周辺地区 6,289,077人 - 第5位:旗山老街 3,624,224人 - 第6位:鶯歌老街 986,800人 - 第7位:新化老街 886,841人 - 第8位:三峡老街 860,368人 - 第9位:内湾老街 755,280人 - 第10位:鹽水老街 610,821人

台湾で最も人気の老街 第1位:鹿港老街及び周辺地区

鹿港老街は彰化県鹿港鎮に位置し、かつては台湾の重要な貿易港として栄え、「一府二鹿三艋舺」という歴史的評価を持つ。街の範囲は瑤林街、埔頭街、周辺の路地を含み、赤レンガの街屋、閩南式建築、伝統的な廟宇、歴史的建造物が並ぶ。観光客は鹿港天后宮、龍山寺、桂花巷芸術村などの観光地も合わせて楽しめる。肉包、麵茶、牛舌餅、牡蠣揚げなどの地元グルメも充実しており、1日または2泊3日の滞在型観光に最適だ。

多くの観光客が指摘するのは、鹿港老街の範囲が一般的な老街よりも広く、メイン通りのほかにも探索価値のある小路、古い家屋、クリエイティブなショップが点在していることだ。伝統建築、工芸品、地元料理が最も評価されるポイントであり、平日であれば混雑を避け、街の日常的な雰囲気をゆっくりと味わえる。一方で、週末の混雑、駐車料金の高騰、人気店舗のサービスや品質の課題も指摘されている。

台湾で最も人気の老街 第4位:斗六太平老街及び周辺地区

斗六太平老街は雲林県斗六市の太平路にあり、全長約600メートル。かつては斗六の中心的な商業街として発展した。両側には日治時代に建てられた2階建ての街屋が残り、外観はバロック様式で、花や動物、家紋などが精巧に彫られている。春節や元宵節の前後には、街の上空に多数の彩り灯籠が飾られ、夜間のライトアップと歴史的建築が調和し、地域の代表的な祭り風景となっている。

観光客からは、昼はバロック建築を、夜は灯籠の海を楽しめる点が高く評価されている。写真を撮るだけで祭り気分が味わえると好評だ。沿道には碗粿、肉圓、麦芽酥、伝統的なスイーツなど、地元グルメも豊富で、斗六駅周辺と合わせて半日観光に適している。一方で、イベント期間以外の営業店舗が少なく、にぎわいが限定的であること、歩行者専用空間が不十分で車両との共存が必要な点も課題として挙げられている。

台湾で最も人気の老街 第5位:旗山老街

旗山老街は高雄市旗山区にあり、主に中山路、復興街、華中街一帯を含む。旧旗山駅周辺から広がるこの街は、赤レンガのアーチ廊下、バロック風洋館、伝統的な軒下構造が特徴で、かつての砂糖産業の中心地であり、「バナナ王国」として栄えた記憶を今に伝える。バナナケーキ、バナナアイス、バナナ卵巻きなどの特産品は識別度が非常に高く、周辺には旗山駅糖鉄ストーリー館、武徳殿、天后宮、鼓山公園、旗山孔子廟などが連なる。

多くの観光客が、旗山老街は他の老街とは一線を画す独自性を持っていると評価している。赤レンガのアーチ、洋館の外観、古い駅舎は写真映えが良く、バナナ製品と伝統料理が差別化要因となっている。週末はにぎわいが活発で、歩きながら食べ歩くスタイルが楽しめる。平日は人出が少なく、ゆっくりと古い建築物を鑑賞できる。一方で、気温の高さ、週末の混雑、歩行者と車両が同じ道路を共有するための安全面の注意喚起も必要とされている。

出典:交通部観光署

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR Times
  • 分類:調査
  • 製品・サービス:地元グルメ