中国国家主席の習近平氏は、9月24日に米国を訪問する予定であり、その際にカナダにも訪問する可能性が浮上している。背景には、単独での米国訪問が「過度に米国を尊重する」と受け取られるのを避ける狙いがあると分析されている。香港の『明報』は本日、米国務長官のルビオ氏と中国外相の王毅氏がマニラで会談し、双方が『次段階の高官交流の準備』で合意したと報じた。一方、カナダのカニ首相(Mark Carney)が今年1月に中国を訪問した際、習近平氏にカナダ訪問を招待していた。また、王毅外相は前日、カナダ外相のアナンド氏(Anita Anand)と会談し、『次段階の高官交流の準備を進め、政治的互信を強化したい』と述べた。王毅外相がルビオ氏とアナンド氏の両方に同じ表現を使ったことから、北京が『習近平主席のカナダ訪問』を準備しているとの見方が強まっている。米国とカナダは隣国であり、習近平氏が米国訪問に合わせてカナダにも訪問するのは自然な流れであり、単独訪米による『尊米』印象を回避できる。もし報道が事実ならば、これは習近平氏の政権下で初めてのカナダ訪問となり、また16年ぶりに中国国家元首がカナダを訪れるということになる。中カナダ関係はもともと良好だったが、2018年12月にカナダが米国の要請で華為技術の幹部、孟晩舟氏を拘束したことをきっかけに急激に悪化した。孟晩舟氏は2021年に解放されたが、政治的互信は回復せず、経済貿易面でも摩擦が続いた。しかし、昨年春にカニ氏がカナダ首相に就任して以降、中カナダ関係は改善の兆しを見せている。
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- 出典:PR Times
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