離岸風力発電の建設で新たな目標が発表された。経済部は23日、最新の計画を発表し、2035年までに累計設置容量を18.3~19.9GW、2039年までに24.7~27.9GWに引き上げる目標を掲げた。これにより、再生可能エネルギーの供給能力を拡大し、2050年までのカーボンニュートラル達成に向け着実に前進する。

2023年7月時点で、台湾ではすでに8つの風力発電所が完成している。2022年には、離岸風力発電の年間新設装置容量が世界で3番目に多く、累計装置容量は世界5位に位置している。年間発電量は100億kWhを超え、商業運転中の風力発電所は複数回の強力な台風や地震を経験しても安定して運転を維持しており、台湾の離岸風力発電の工学的品質と厳しい環境への耐性が示されている。

経済部によると、半導体、AI、ハイテク産業の発展に伴い、2026年から2035年までの電力需要の年平均成長率は2.5%に上昇すると予測されている。離岸風力発電は、安定したグリーン電力供給の重要な源となる。経済部は「まず実証、次に潜在、その後ブロック開発」という3段階の戦略を推進しており、これまでに500基以上の離岸風力発電機を設置し、累計装置容量は約4.9GWに達している。

経済部は、これまでの成果を継続し、将来的なグリーン電力需要と産業発展に対応するため、「2026年から2039年までの離岸風力発電中長期推進計画」を策定した。複数の省庁と連携し、設置可能な海域を体系的に調査した結果、新たに約15~18GWの開発可能容量が見込まれる。この計画では、4年ごとに1期として、各期に8GWの容量を公募し、2030年までに事業者選定を完了させる長期的で安定した推進体制を構築する。

経済部は、契約書の雛形に保底価格を新たに追加すると発表した。経済部は、国防部、交通部、農業部などとの連携のもと、離岸風力発電の設置可能海域を体系的に調査し、新たに約15~18GWの開発可能容量を確保した。また、2026年から浮動式離岸風力発電の導入を開始する予定であり、政府は今後も4つの柱で離岸風力発電の発展を推進していく。

経済部は23日、ブロック開発第3期の行政契約書の雛形を公告した。今回の契約書には、事業者の主な義務や違反時の罰則に加え、保底価格の導入や売電期間延長のインセンティブ制度などの規定が新たに盛り込まれた。

経済部は、開発規模の拡大を図るため、割り当てを受けた事業者は順次、風力発電所の拡張が可能になると説明した。拡張風場と既存風場はそれぞれ個別の行政契約を締結し、権利と義務はそれぞれの契約に基づいて管理される。これにより、事業者の責任範囲や融資要件が明確になる。両風場には売電期間延長のインセンティブが適用されるが、拡張容量は既存風場の履行能力に基づいて割り当てられるため、既存風場の履行保証金が拡張風場の義務に対しても担保責任を負う。ただし、その上限は拡張容量に対する履行保証金額とする。

さらに、今回の契約書では、潜在的候補地やブロック開発の実施経験を踏まえ、1年間の柔軟な送電網接続期間を導入した。契約締結事業者は、「すべての風力発電機の水下基礎設置完了」または「総設置容量の50%が完成し送電網に接続済み」のいずれかを達成した時点で、経済部に申請することで、完工・送電網接続を1年間延期できる。行政契約書には、1kWhあたり2.29元新台湾ドルの保底価格も明記されており、事業者が開発リスクを計算しやすくなる。

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  • 出典:PR Times
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