台北市長の蔣萬安は、25日に国民党が凱道で開催した反致癌油集会を呼びかけた直後、本日(27日)再び倒閣議題を提起した。彼は、この期間中に複数の立法委員が私的に倒閣について協議しており、行政院長の卓榮泰に政治的責任を取らせる手段として倒閣が「最も良い方法」だと述べた。
これに対して、元立法委員の郭正亮は、卓榮泰が辞任しても、彼が副署しなかった法案を次の閣僚が承認するとは限らないと指摘。「これは明らかに甘すぎる考えだ」と批判した。
郭正亮はテレビ番組『ニュース大白話』に出演し、卓榮泰の辞任は民進党内の混乱を招き、新たな閣揆の早期任命を迫るだけだと分析。その結果、高雄市長の陳其邁にとって最も不利な状況になると述べた。また、行政院副院長の鄭麗君や大統領府秘書長の潘孟安が後任に就いたとしても、必ずしも責任ある対応を取るとは限らないと語った。
さらに郭正亮は、国民党が倒閣を提唱することは、2026年の地方選挙を即座に政黨對決に発展させ、さらに統獨對決へとエスカレートさせると警告。その結果、2026年から2028年にかけての選挙戦がすべて『抗中保台』の構図で展開され、民進党が有利な立場を得ると指摘した。
「倒閣が簡単だと思わないでください」と郭正亮は強調。倒閣が成立すれば国会が解散し、国民党は再び不分区立法委員の名簿を提出しなければならない。現在、国民党には吳宗憲、謝龍介、柯志恩といった不分区出身の県市長候補がおり、彼らが立委資格を失えば選挙に悪影響を及ぼすと懸念した。
また、国民党内部では不分区名簿の推薦をめぐって権力闘争が起きる可能性があり、党主席の鄭麗文がすべてを統括できるとも限らないと指摘。「倒閣は問題をあまりに単純化しすぎている。卓榮泰に教訓を与えるどころか、教訓を与えられるのは国民党自身だ」と結論付けた。
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- 出典:PR Times
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