「725」反毒油大遊行が終わったばかりで、各界の評価は分かれていますが、社会に潜む隠れた力が動き始めていることがわかります。以下にいくつかの点を指摘し、政府が真剣に向き合うべきことを提言するとともに、各界の皆様のご意見を伺います。

第一に、20万人が街頭に繰り出したとされるこの行動は、単に参加者の怒りを表しているだけでなく、政府に対する不信感や不満が、沈黙している大多数の間に広がり、感情が揺さぶられている証です。このような無形の共感が、今後誰を支持するかの鍵となる可能性があり、極めて深い考察が求められます。

第二に、凱道での光景は、さまざまなメディアを通じて台湾全土に伝わり、国際メディアにも拡散されています。国民や海外の人々がその映像を見れば、毒油の危険性について疑問を抱かずにはいられないでしょう。映像を見た人々の思考や態度がどう変わるかはまだ定かではありませんが、映像と噂を組み合わせれば、街頭の怒りに感情移入し、政府への否定的イメージを持つようになる可能性があります。政府はこれを真剣に考えるべきではありませんか?

第三に、この反毒油行動は昨年の大規模罷免運動からわずか一年後であり、人々の記憶はまだ新しく、感情が刺激されれば、怒りは積み重なります。活動中も、政府はなだめたり説得したりする行動を一切取らず、終了後も一切の発表を行いませんでした。あたかも何もなかったかのように扱うことで、問題をスルーしようとする無関心で軽視する態度は、かえって傷口を深くし、化膿させているだけです。

台湾は民主国家であり、かつてはアジアの民主主義の窓と称されました。20万人もの国民が街頭に出てきたにもかかわらず、政府が何事もなかったかのように振る舞うのは、まさに国民への無視と軽蔑であり、政府と人民の対立を示しており、傲慢さと偏見が露呈しています。この溝は埋められるでしょうか?それとも、無関心で放置し続けるのでしょうか?

よく言われるように、政府の『どうでもいい』という態度こそが、国民の怒りを煽る火種になります。この火は早期に消すべきであり、燃え広がってから消火しようとしても、もう手遅れです。今まさに火種が燃え盛る前兆を見せている中で、対処しない限り、炎が顔に迫る大損害を免れることはできません。政府は正面から向き合うべきです。そうでなければ、責任を免れることはできません。

725の活動は一見終わったようですが、参加者の怒りや不安定な感情は収まっていません。いまだに怒りは鎮まっていません。『冤罪は解くべきであり、結ぶべきではない』という言葉があります。政府が国民の怒りや不満を無視すれば解決するわけでも、からかって笑えば済むわけでもありません。食品安全は命にかかわる重大事項であり、軽く見てスルーしようとしても、ごまかしは通用しません。

肝に銘じるべきは、『民以食為天』という言葉です。これは何よりも重大なことであり、無視したり、軽視する態度を放置したりしてはなりません。民意が最大であり、民の不満は恐ろしいものです。慎重に考え、謙虚な姿勢で対応することが最善の策です。

*著者は中華戦略暨兵棋研究協會研究員、国民党大陸事務部顧問

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR Times
  • 分類:キャンペーン
  • 原文内の日付:725