国民党籍の立法院議員・謝龍介は7月29日、立法院での質疑において、民進党の高層幹部の親族が中国大陸で行方不明になっていると指摘した。この人物は、深圳羅湖看守所に収容されている可能性があるとされ、陸委会が情報を隠蔽しているのではないかと疑義を呈した。これに対し、陸委会の副主委・梁文傑は7月30日の定例記者会見で、7月初旬からこの件について把握しており、謝議員が公文書で名指しで問い合わせてきたが、本人は家族ではないため個人情報は開示できないと説明した。
また、民進党中央の職務を持つ南部の民意代表の親姉が中国で消息不明になっているとの噂がある。謝龍介議員は、民進党関係者の事件については情報を隠蔽する一方で、他の事件は大きく報じると批判し、「蓋牌」を非難した。
梁文傑副主委は、「この案件については7月初めから状況を把握しており、関係ルートを通じて情報を収集している。しかし、家族側から海基会や陸委会に正式な申し立てがないため、我々としては家族の意向を尊重せざるを得ない」と述べた。さらに、「立法委員が名指しで公文書を送ってきたのは前例がなく、委員が家族ではない以上、個人のプライバシーや家族の意思に反して情報を開示することはできない」と強調した。
報道陣が「民進党の市議員の姉ではないか」と質問したのに対し、梁副主委は「個人情報は開示できないが、案件そのものは把握している」と回答した。中国での勾留事件では、司法制度の違いから家族が恐怖を感じやすく、台湾政府の介入が逆に当事者をより厳しい処分や迫害にさらす可能性があるため、多くの家族が政府の関与を望まないという現実があると説明した。
梁副主委は、「政府が助けようとして逆に家族から『余計なことをするな』と非難される事態は避けなければならない。実務上、家族の意思を尊重せざるを得ない」と述べ、今後も同様の対応を続ける方針を示した。
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- 出典:PR Times
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