銅鑼湾書店の店長・林榮基さんは今月初め、台北で病気のため亡くなりました。遺族は本日、台北の濟南教会で告別式を執り行いました。行政院長の卓榮泰氏が会場を訪れ、遺族に褒揚令を授与しました。
卓榮泰氏はあいさつで、「林榮基さんは一貫して極权主義や暴政に立ち向かい、並外れた勇気を見せました。彼の生涯は、中国共産党の極权体制と闘い、民主と自由を守り抜いた血の歴史です」と述べ、深い敬意を表しました。
林榮基さんは2015年に発生した「銅鑼湾書店事件」の当事者であり、中国当局に8か月間にわたり拘束された経験を持ちます。2019年には香港の情勢悪化を受けて台湾に移住し、台北で銅鑼湾書店を再開しました。2026年7月2日、台北にて逝去しました。
告別式は7月31日午後、台北の台灣基督長老教会・濟南教会で行われました。卓榮泰氏のほか、陸委会主委の邱垂正氏、内政部長の劉世芳氏、文化部長の李遠氏も参列しました。蔡英文元総統、賴清德総統、蕭美琴副総統らからは花輪が贈られました。
卓榮泰氏は、「林榮基さんは“屈げられた本棚を見たことがない。屈げられた読書人なら見たことがある”と語りました。この負けず嫌いの精神こそが、誇り高き香港の精神です」と強調しました。また、「台湾は世界の自由の要塞であり、民主・人権・自由を守る決意は決して揺るぎません。本棚は決して屈しない」と力強く宣言しました。
邱垂正氏も追悼の言葉を述べ、「林榮基さんは、台湾の自由民主主義の価値が天から与えられたものではなく、守り抜かなければならないものだと常に語っていました」と紹介し、深い敬意と追悼の意を示しました。
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