アメリカのテクノロジー7大企業(Microsoft、Apple、Nvidia、Alphabet、Amazon、Meta、Tesla)が最近、2024年第2四半期の財務報告を相次いで発表した。その中で、AlphabetとTeslaは自由現金流がマイナスに転じ、資本支出も予想を上回る水準に引き上げられた。また、Metaの「自由現金流」も90%以上急減し、市場は人工知能(AI)への巨額な資本支出に懸念を強めている。

こうした状況を受け、元立法委員の郭正亮氏は、テレビ番組『大大平評理』の中で、アメリカの閉鎖型AIモデルに対し「将来の顧客はどこにいるのか?」という根本的な疑問を投げかけた。郭氏は、7大企業が「隠れ負債」を抱えているのではないかとの批判についても言及。特にAlphabetの場合、自由現金流の悪化は業界関係者の間で既に周知の事実だったと指摘した。AlphabetがAIに巨額投資したことで、この企業の収益モデルは本当に持続可能なのかという問いが生じていると述べた。

郭氏はさらに、アメリカは2001年から大規模モデルの開発を開始し、これまでに59のモデルを構築しているのに対し、中国は2014年からの開発にもかかわらず、すでに35のモデルを有していると比較した。この点から、中国のAI開発スピードが極めて高いことがうかがえる。

加えて、郭氏は、多くのアメリカ企業が単価の低い中国製AIモデルを採用し始めていることに言及。AIの「Token」総調用量を比較すると、中国モデルはアメリカモデルの4倍に達しており、このリードはすでに確立されていると指摘した。中国のデータセンターの数は現時点でアメリカより少ないものの、現在、大量に建設が進められているため、将来的には中国モデルの計算能力と総処理量はさらに増加すると予測した。

郭正亮氏は、中国モデルの「Token」総調用量は今後もリードを維持し、差は10倍以上に広がる可能性があると結論づけた。彼は総括として、アメリカは依然として技術優位性を持ち、台湾、日本、韓国、EUなど多くの国・地域が現在はアメリカモデルを採用していると認めた。しかし、将来的にはその支配に「破綻の兆し」が現れる可能性があると警告した。また、アメリカがオープンソースモデルを開発したとしても、そのコストは非常に大きく、中国との競争には勝てないと分析した。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR Times
  • 分類:ニュース
  • 関連組織:Microsoft / Apple / Nvidia
  • 製品・サービス:AIモデル / 大規模言語モデル